【一悟一笑】 No.16 「 風薫る5月!」
「 風薫る5月!」
新元号「令和」の出典が日本の「万葉集」だということが話題になっています。
小生も新聞や書籍でその序文とやらに目を通して、驚きました。
「初春の 令 月にして、気淑(き・よ)く風 和 ぎ、」から「令和」となった訳ですが、(中略)後半は「蘭は、はい後の香を薫す。」とありました。つまり、「蘭は、身を飾る衣をまとうように香りを薫らせる。」という意味です。
「風薫る5月」といいますが、まさに「令和」は、5月1日の「ご即位」を祝うような文章であったことに改めて気付き、感激しました。
この連休中に、ご近所を散策していた時のことです。とても甘い花の香りが漂ってきたので、レオナ先生と「どこからこの花の香りは来ているのだろう?」と探索してみました。
すると、そこから200m位離れたお宅の垣根で咲いている白い小さな可憐な花からでした。
花は分かりましたが、名前は判らず仕舞いでした。
その数日後、カルチャークラスの会員さんが「先生、それはジャスミンですよ!」と教えてくれました。
その時が、初めてその香りと花と名前が一致した瞬間でした!
「たのしみは ・・・ とき」(橘曙覧)のように、身近なことがだんだんと分かっていくのも、楽しいひと時ですね!
しかも、香りは「脳」や「呼吸」と「鼻」そして「精神の安定」にもとても良い影響を与えてくれます。
この5月は、まだまだ花の香りが楽しめます。
今日の会員さんは、「これからは、柑橘系の花の香りがいいんですよ! 特にゆず・レモンなんかが好きです!」と仰っていました。たぶん、月末には「バラ」の花も満開を迎えますね!
「風薫る5月」とは、ただ爽やかな風ではなく、本当に花の香り(芳香)を5月の風が運んでくれることを知りました!
あ~、また、楽しみが一つ増えた。(爽笑)こんな熟語、ありましたっけ?