【一悟一笑】 No.392 「 代 車 」
「 代 車 」
3年前に購入した車の最初の車検の時期がやって来ました。2回目以降の車検は、2年おきです、。
いつものディーラー(販売店)でその検査をお願いしました。いつもなら1拍2日ですが、今回は3泊4日になりました。
というのも、そのディーラーの定休日2日間(火曜・水曜)が入っていたためです。(微笑)
代車を用意してもらい、いつもと違う車に、4日間(7/4~7/7)乗りました。
車種・色・デザインが違うだけでなく、同じ会社の車なのですが、エンジンを掛けるボタンの位置・サイドブレーキの方式・サイドミラーの収納方法・ライトの点灯のやり方などなど、その違いにてんてこ舞いの日々で、ようやく慣れたのが3~4日目辺り。(微笑)そうしたら、車検が済んだ元の車に乗るようになってしまいました、。(笑)
その時、ふと思い出したのが、有名な「鉄枴(てっかい)仙人」のお話しです。
「鉄枴仙人」(以後T仙人と書きます)はある時、道(タオ)の師匠から呼ばれたので、肉体を残して「魂」だけでその師匠の下に参じたのです。
その時、T仙人はその弟子に「7日間、私は「魂」だけを遊離させて肉体はそのままにするから、見守ること。7日間はけっして焼いてはならない!7日経っても帰って来なかったら、その時は焼きなさい!」と命じたのです。
しかし、弟子は6日目にその母が危篤との知らせが入り、T仙人の肉体を焼いてしまい、母の元に行ってしまいます。
7日目に戻ったT仙人は、自分の肉体が焼かれてしまったことを知り、仕方なく近くにあった足の不自由な物乞いの死体を借りて蘇るのでした、。それ以後、T仙人は足の不自由な仙人として修行を高められた、という物語です。
小生、今回の代車の件で、車が「肉体」、運転者が「魂」として例えられるな、とつくづく思った次第です。
というのも、代車に乗った4日間、知り合いとすれ違っても、相手はこちらのことをまったく分かってくれませんでしたから、。(笑)
何ごとも外見(外観)だけで判断しては、いけませんね!(ニッコリ!)
今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!