【一悟一笑】No.507 「 わたしたちの老子 」(30)
「 わたしたちの老子 」(30)
以前にこのブログにも書いたことがあるかも知れませんが、もし重複していたらごめんなさい、。
でも、重複するということは、それだけ重要ということですので、ご寛恕ください、。(微笑)
『 物識りの人よりは、物分りの良い人のほうが、好感がもてる! 』
という、ある評論家の方の文章を読んだ時、
「 なるほどそうだな~ 、うまいな~!」
と、感心したことがあります。
ところが、『 老子 』にも同様の章がありました。
「 真の知者は、知をひけらかさない。
才知を捨て、自己主張もせず、
『 道 』と一体化するとは、このことである。」 『 老子 』第56章
このことを、敢えて四字熟語に言い換えると、
「 和光同塵(わこうどうじん) 」
が、近いでしょうか。
この場合、
「光」は、知識や才能で、「和」は和らげるの意味。
「同塵」は、「世の中と交わる」ことを指しています。
もっと一般的に言えば、譬(たと)えはあまりよくないかも知れませんが
「 能ある鷹は爪を隠す 」でしょうか?!
「 和光同塵 」とは、何か趣き深い言葉ですね!(微笑)
今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!