【一悟一笑】No.542 「 わたしたちの老子 」(37)
「 わたしたちの老子 」(37)
「 人々の知識が増せば増すほど、
社会は乱れる。
技術が進めば進むほど、
不幸な事件が増える。
法令が整えば整うほど、
犯罪者は増加する。」
『 老子 』第57章
今の時代を予測しているかのような、『 老子 』の2600年前の言葉ですね!
メールやインターネットで社会生活が便利になった反面、不正アクセスや誹謗中傷、クレジット不正使用や詐欺、などなど日々新たな犯罪の手口が生まれています、。
では、このような困難な状況をどう打破すればよいのでしょうか、?
『 老子 』第57章に「つづき」があります。
「 わたし(老子)なら、無為になる。そうすれば、人々はおのずと生きる。
わたしが動かずにいれば、
人々はおのずと正しくなる。
わたしが手を下さなければ、
人々はおのずと豊かになる。
わたしが無欲であれば、
人々はおのずと本性に返る。」
こんな「 わたし(老子) 」のような為政者や教育者が現れませんかね~、?。
いえ、この文章を読んだ皆さんから、そのように心掛けられたらいかがでしょうか?!(微笑)
いえいえ、故事ことわざに「 隗(かい)より始めよ 」とあります。
これは、大きな計画を始める時には、身近なところから始めなさい!という意味ですから、
先ずは、小生から始めなくてはなりませんよね!(ニッコリ!)
今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!