【一悟一笑】No.612「 スケール 」
「 スケール 」
昨日は、出張先の気功クラスで、新一万円札を手にすることが出来ました!(微笑)
新紙幣が発行された7月3日、一昨日のお昼休みに、お教室の近くの銀行へその「新一万円札」に両替に行ったのですが、「明日、7月4日の14時から両替機で交換できます」と言われたのです、。しかも、そのスタッフの方は、「たぶん、相当混みますでしょうね。」と、。
だから、今週は諦めて、来週にでもそのうち手にすることが出来るでしょう、と思っていました。
そのクラスのメンバーの方が、銀行の窓口で交換された、と言いますからかなり並ばれたのだと思います。
新一万円札を手にした第一印象は、旧一万円札とお札の大きさは同じはずなのですが、以前の一万円札より小さく感じられました。
「なぜだろう?」
そんな疑問が浮かんだので、帰宅後、新旧の一万円札を見比べてみたのです。
新一万円札には、アクセサリー(?)がいろいろと工夫されていたから、?
それに、大きく「10000」の算用数字が描かれていたから、?
見慣れていないから、使い慣れていないから、??
先日、新一万円札の肖像画になっている渋沢栄一翁のことが書かれていた、お孫さん(渋沢栄一翁のご令孫)である鮫島純子さまの本を読んでいて、こんな箇所を見つけました。
「 昭和六年、祖父の栄一は亡くなる一ケ月ほど前から体調が思わしくなくなり、新聞やラジオでその日の体温や脈拍が報道されるようになりました。新聞記者も夜中まで邸内を歩き回る始末でした。」、と。
えっ、当時はテレビ放送はまだなかったから、新聞やラジオで渋沢栄一翁のその日の体温や脈拍が毎日、報道されていたのですね!(驚き)
小生の知る限り、そのようなことは、
昭和天皇様のご病状が悪化されたとき、やはりテレビや新聞で、その日の脈拍や血圧、輸血の量などが報道されていたと記憶していますが、。
新紙幣が小さく感じられた訳が分かりました!(笑)
生涯でおおよそ500社という企業設立や、600を超える社会的事業を創業されたという、渋沢栄一翁の人物像、つまり人間としてのスケールの大きさが一万円札ですら、小さく見えたのでしょうね、きっと!(微笑)
「 せめて、十万円札であったらなぁ~!」と、思った次第です。(ニッコリ!)
今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!