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【一悟一笑】 No.461 「 探しものは何ですか? 」

「 探しものは何ですか? 」

 今回のタイトルをご覧になられて「あっ、井上陽水の曲だ!」と、思われた方は、?(微笑)
そうです!このフレーズは、井上陽水氏の『 夢の中へ 』の歌詞の冒頭にあります。
この楽曲は、1973年に発表されていますから、もう50年前の唄なのですね、!

 実はこの一月、いつも当倶楽部の会報誌『 気の泉 』のイラストを描いて下さっているHさんからお預かりしていた手提げバッグを見失ってしまったのです、。Hさんは、毎回のイラストの原画をフォルダーに挿んで、ピアノの鍵盤が描かれている手提げバッグに入れて、小生に手渡してくれていました。

 大概、1~2週間後にはそのバッグはお返しするのですが、。
それが、今回はそのバッグが見つからなくて、、。
小生、Hさんに
「 Hさん、申し訳ありません。お預かりしていたバッグが見当たらないのです、、。」
と、申し上げたのですが、心の広いHさんは、
「 あ~、そうですか。もう古いバッグだから、なくても構いませんよ。」
と、仰って下さったので、少々安堵はいたしましたが、。

 でも、何とか見つけなくては、と思って数日間は空いた時間で、置いた可能性のある場所をくまなく探しました、が、、。
半分、諦めかけていた数日前に、何と思わぬところから出てきました!(笑)
小生は二人の孫も同居していますので、孫の手の届かない押入れの上の方にそのバッグをヒョイと置いてしまっていたのです。
それが、先日荷物の出し入れの時に、ポロっと上から落ちてきたのでした!(微笑)

 『 ♪ 探すのをやめた時 見つかる事もよくある話で ♪ 』
という文言が、前出の『 夢の中へ 』の後半部分に出てきます!(微笑)

 得てして、ムキになったり、力んで探している時は、見つからないもののようです。
やはり、肩の力が抜けた「自然体」、頭は「冷静」、「気」も「集中」して、落ち着いている時の方が見つかる可能性が高くなるのでしょう!(微笑)
考えてみれば、見つけられる方だって、そんな「すごい形相」の方よりは、何とも言えない「柔らかい表情」の方にお会いしたいですよね!(ニッコリ!)

 今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!
 

いずみ健美倶楽部

投稿:2023/03/17

 

【一悟一笑】 No.460「 わたしたちの老子 」(21)

「 わたしたちの老子 」(21)

 1ヶ月ほど前のことです。
小生、車から降りるときに少し膝をひねってしまいました、。
翌日から、正座をすると少しですが膝のあたりに違和感と痛みを覚えました。

 どうしようかな?と、思いましたが、やはり気功しかないでしょ!
それで、膝に関する気功をあれやこれやと試してみたのです。
もちろん、悪くはないのですが、イマイチです、。

 そこで、はたと気付きました!(微笑)

 『 老子 』  第53章
「 大道は甚だ平らかなれども 民は小径を好む  」
と、あります。

 早く良くなろう、楽して良くなろうとして、その場しのぎ的な部分気功(小手先の技)に頼っていた自分がいました、。(微笑)

 それですぐに反省して、いつもの老子の気功をしっかりと丁寧に行いました。
その後、数日ですっかり良くなっていました。

 「 気功は、全体から治す 」とは、たしかに名言です!(微笑)
「 急がば、回れ 」ですね!(ニッコリ!)

 今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!

いずみ健美倶楽部

投稿:2023/03/13

 

【一悟一笑】 No.459 「 卯 年 」

「 卯 年 」

 「 そうでしたか、あの東日本大震災のときも「卯(う)年」でしたか!」
と、小生は昨日、仙台のO氏に上記のようなメールを返信しました。

 もうあれから、12年経つのですね、。遠い遠い昔のような気も致します、。
当時、仙台には「いずみ健美倶楽部」の気功をJR東日本仙台のジパング俱楽部で教えられていた佐藤先生がおられました。
たしか、6年前の90歳まで現役で気功の指導をされていて、現在は悠々自適の生活を送られています。

 佐藤先生は震災当日、ジパング俱楽部の気功のメンバーの方々と仙台市郊外の秋保(あきう)温泉のバス旅行をされていたそうです。
そのとき、大きな老舗旅館の玄関横の人の背丈より大きな石がまるでゴムまりのように跳ねた、と佐藤先生は真剣なお顔でお話しされました。
バスが帰りの仙台駅まで向かうのに、道路や橋脚の安全を運転手が確認しながらでしたので、本来ならば小一時間もあれば十分に着く距離なのに、3時間以上もかかった、と呆れ顔で話されていたことを今でも覚えています。(微笑)

 被害の大きかった仙台市若林区の荒浜という場所へは、小生とレオナ先生は、東北新幹線が開通してスグに向かいました。
まだ、自衛隊や警察の方々が現地の捜索をされていた時期でしたので、立ち入り禁止区域となっていましたが、佐藤先生のご親戚の家が荒浜にあったので、特別に入らせていただくことが出来ました。

 帰りに、その近くの避難所に立ち寄らせていただいて、何かお困りなことはないか、私たちに出来ることがないか、とお伺いしました。Oさんという、キリンビール仙台工場で管理職をされていた方がそこの責任者でいらしたので、作業の合間にお話しをお訊きすることが出来ました。

 このコロナ禍の3年間は、仙台には慰問に行けませんでしたが、それまでは毎年のように伺っておりました。
それらの慰問も、すべてそのO氏が情報提供やアレンジをして下さったおかげで出来ました。本当に信頼できる方にご縁があって良かったと、とても感謝しています。(微笑)

 今でも、O氏との手紙やメールのやり取りは続いていて、O氏からの一番直近のメールでは、
「 あの時と同じ「卯年」が来て、あれから12年が経ちました。今現在、仙台市内のあちこちで「十三回忌」の法要が営まれております。」と記されていて、
最後に
「 何か、一区切りであるようにも感じています。」と結ばれていました。

 「 卯年、12年(干支の一巡)、十三回忌、一区切り 」
「 歳月人を待たず 」ですね!(ニッコリ!)

 今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!
 

いずみ健美倶楽部

投稿:2023/03/11

 

【一悟一笑】 No.458 「 黄 色 」

「 黄 色 」

 数日前、久しぶりにマイカーをガソリンスタンドで洗車しました。
雨上がりだったので、車の汚れにムラが出てきて嫌だったからです、。

 当初は、きれいになったのでご満悦でしたが、次の日、たった一日で車全体にあの黄色の汚れがしっかりと付着していました、。
たぶん、スギ花粉でしょう!いや、もしかしたら黄砂かも?、。
だったら、PM2.5も含まれているかも、と次から次へと妄想が膨らみます、。(微笑)

 今の時期でもう一つ気になるのが、くしゃみ・鼻水・セキなどの症状が出ている場合で、「花粉症」なのか、「鼻風邪」なのか、はたまた「新型コロナ」なのか、分かりにくいことがありますね。
いづれにしても、黄色の「スギ花粉」はものごとを紛らわしくさせる代表選手のようにさえ思えてしまいます、。

 そういえば、信号の「青」「黄」「赤」の中でも、「黄」は一番中途半端な状態に位置していますし、。

 「黄色」は「注意」ですか?!(微笑)
気( 黄 )を付けましょう!(ニッコリ!)

 今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう! 

いずみ健美倶楽部

投稿:2023/03/07

 

【一悟一笑】 No.457 「 絵 本 」

「 絵 本 」

 コロナ禍の3年間、おウチ時間が増えたことで「絵本」人気が高まっているそうですね。
短い時間で読み終えることが出来ますし、絵も芸術性があり紙芝居のような面白さもあり、こころが癒される、ともいいます。

 ウチの小さな孫が、先日、小生のところに「絵本を読んで」とせがんできました。
小さな子でも、こちらが仕事をしていたり、忙しそうにしていると、どうもそれを察知するらしく、せがみに来ません、。(微笑)だから、今回は、小生がヒマそうにしていたからなのでしょうか、。(笑)

 少し横長の絵本のタイトルは、『 モモちゃんのひなまつり 』とありました。
開けてみて、結構字数が多いのには閉口しましたが、。(微笑)

 内容は、モモちゃんという女の子がお部屋でウトウトしている場面から始まります。
たぶん、夢を見ているのでしょう。
夢の中で、桃の妖精が出てきて、モモちゃんをおひなさまの国に案内します。
そこには、とても大きな「七段のひな飾り」がありました。

 妖精は、モモちゃんを一番下の段につれていって、説明をします。
「 ここにあるのは、お嫁入り道具なんだ。牛が牽いているのは昔の乗り物なんだよ!」と。

 二段目に上がると、
「 ここにはタンスや鏡があるでしょう。これもみんな、お嫁入り道具なんだ 」
同様に三段目には、三人の仕丁(しちょう)といって、行列のお供をする人たちがいます。
そして、「 この三人は泣いたり、怒ったりしているけれど、歳を取ったらいつもニコニコできるようにという願いが込められているんだよ 」と。
四段目が「随身(ずいしん)という弓や矢で悪者が近寄らなようにしているこの二人は、左大臣・右大臣とも呼ばれているよ」
と、妖精は順序よく説明していきます。

 こんな具合なので、孫よりも小生のほうが
「 あ~、なるほど!」と何度か頷いていました。(微笑)
五段目は有名な五人囃子、六段目は三人官女という結婚式のお世話をする人たちです。

 そして、一番上の段に上ると、お内裏様は座っているのですが、お雛様の席には誰も座っていません。
妖精が、
「 ここは、モモちゃんが座るところだよ」
と、言われてモモちゃんが座ると、あっという間にお雛様の姿に変身するのでした。

 最後に妖精が、
「 モモちゃんがいただいたピッカピカのひな飾りは、モモちゃんがお雛様に触ると、ケガや病気を代わってくれると信じられているんだよ」と言われたときに、モモちゃんが夢から覚める、という物語でした。(微笑)

 う~ん、「たかが絵本、されど絵本」ですね!(ニッコリ!)

追伸
 3月3日は、桃の節句。
「桃」は日本神話の中でも「邪気を祓う」とされていますね。
「3」は奇数で「陽の数字」です。しかも、老子には『 道は一を生じ、一は二を生じ、二は三を生じ、三は万物を生ず 』とあり、まさに女性こそが新しい生命を産むことのできる存在なので、『 三は万物を生ず 』の象徴と考えられます。そういう「縁起」のよいもので、子供の幸せを願う日本古来の前祝いの風習「予祝(よしゅく)」を行っているのですね。
 話は変わりますが、孫がよく聞いている童謡に『 数字の歌 』がありますが、その中の「3」が面白いのです!(微笑)
『 ♪ 数字の「3」は、な~に? 赤ちゃんのお耳(ピクピク)♪ 』(ニッコリ!)

 今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!

 


 

いずみ健美倶楽部

投稿:2023/03/03

 

【一悟一笑】 No.456「 わたしたちの老子 」⑳

「 わたしたちの老子 」⑳

 前回の「わたしたちの老子」⑲は、結構各クラスで反響がありました。(微笑)

 「空」はともかく、会員やメンバーの皆さまの「無」に対する認識が高くなったように思われます。

「 私は、人々が真とするものは、真であろうとなかろうと、真とする。
自分の心を是非善悪に片寄らせず、ひたすら無心になってしまう。
そうすると、人々は赤子のように無心にさせられてしまうのだ。 」   『 老子 』第49章

 「元気功」という武術をもうかれこれ49年やっておりますが、力まず力を抜いて技を掛けていると、相手も自然と力みが取れてきます。たぶん、力みや構えが「 無駄 」であることに気付かれるのだと思います。(微笑)

 まさに、上記の『 老子 』第49章にある通り、「 無心にさせられてしまう 」のでしょう!(微笑)
まるで、赤ちゃんみたいに!(ニッコリ!)

 今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!

 

いずみ健美倶楽部

投稿:2023/03/01

 

【一悟一笑】 No.455「 言わずもがな? 」

「 言わずもがな? 」

 昨夜、久しぶりにNHK「のど自慢チャンピオン大会」を視聴しました。
満員のNHKホールでのチャンピオン大会が実施されるのは、4年ぶりだと言います。
そのせいでしょうか、実力者の皆さんの熱唱の数々には、小生も聴き入ってしまいました。(微笑)

 グランドチャンピオンに輝いたのは、茨城県の17歳の女子高生でした。
「 手紙~愛するあなたへ~ 」という楽曲でしたが、小生、まったく存じませんでした。
その歌詞は、
「 お父さんお母さん 今日まで私を大切に育ててくれてありがとう 」
という内容で、小生も思わずジーンと来ましたし、審査員の皆さんの講評も大変好意的で、あたたかい気持ちになりました。

 小生が中学校の修学旅行で奈良に行ったとき、薬師寺であの有名な高田好胤さんから「親孝行は大切やで!」と説法でお聞きした記憶があります。それが最近では、ほとんど「親孝行」という言葉を耳にしなくなりましたね、。
でも今回、グランドチャンピオンが歌われた曲の歌詞には、「親孝行」の要素がしっかりと入っていることに少し安心しました。

  「 言わずもがな 」という言葉がありますね。
言う必要がないこと、むしろ言わない方がよいこと。という意味です。
そういえば、神道は「言挙(ことあ)げせず」がモットーで、ことさらに言葉に出して言い立てることはしません。

 だから、あえて「親孝行しなさい」とは、言うべきではないのかも知れませんね。
あくまで、自然に湧き上がって来る感情や行動が「 本物 」であると、。(微笑)

 しかしながら、最近の悲しいニュースを見聞きしていると、やはり「親孝行をしましょう!」も少しは発信していかなけばいけないのかな?とも思ってしまう、小生もいます。(ニッコリ!)

 今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!

 


 

いずみ健美倶楽部

投稿:2023/02/26

 

お里帰り☆

本日のお里帰りは、

R3.12.7生
黒柴男の子、”てん”君です!

てん”君にお会いするのは、丁度1年ぶり。
当然のことながら、お渡し当時より大分成長し、お兄さんになりましたね。
引き締まったボディに、よく運動している筋肉のついた前足。
艶々の黒毛!よくお手入れがされているなぁと思いました。
てん”君ママとお話をしたところ、初めから甘噛みもさほどなく、大人しい
いい子です!お散歩も頑張っています!とのことでした。
今のところ、母犬似かなぁ?と思いますが、これからが楽しみです!!
まだまだ細身ですが、3歳くらいには、丸い大きなお顔になるかしら?
てん”君、またお会いできるのを楽しみにしています(^0^)v

和泉犬舎

投稿:2023/02/24

 

【一悟一笑】 No.454 「 思い込み 」

「 思い込み 」

 先日、お休みの日に東京都北区の飛鳥山にある「渋沢栄一資料館」に久しぶりに行って参りました。
10年振りくらいでしょうか? 
 
 その日の朝、レオナ先生が「 あの~、渋沢栄一資料館に行きたいんですけれど、。」と述べてまいりました。(微笑)
小生は、「 急ですね、。」と。
レオナ先生は、「 栄一翁のいとこの渋沢喜作さんの特別展が今月の26日までやっているので、。喜作さんは栄一翁とは大の仲良しの従兄弟で、その二人のやり取りの書簡(手紙)が最近発見されたので、それらを見ておきたいのです。」と言います。小生も「それもそうだな」と共感したので、「レッツゴー!」です。(笑)

 車のカーナビで「渋沢栄一資料館」で検索するのですが、「渋沢栄一記念館」としか入らず、「まぁ、いいか!」と、それで登録して、いざ東名高速「 横浜町田インター 」へ!
そこで少し気になったことは、到着時刻が2時間後になっているではありませんか、?
今までの経験では、4~50分で到着するはずなのですが、。高速道路上では停車することが出来ないので、港北PA(パーキングエリア)で一旦車を停めて、行き先を確認しますと、何と「埼玉県深谷市」になっていて、渋沢栄一翁の生家がある場所です、。

 飛鳥山には今までに何度も行っているので、カーナビを解除して向かいました。やはり、45分で目的地には到着できました。(微笑)

 いや、驚きましたね!
館内はすっかりリニューアルされていて、内容も充実され見やすくなっていたので、目を見張りました。
やはり、一昨年2021年にNHK大河ドラマの顔となり、来年2024年には一万円札の肖像画になりますから、力の入れようが違うのでしょう。帰りに館内の売店でそこでしか売っていない書籍を購入して、家路に着きました。

 その晩、2時間ほどその書籍を読み込んでいましたら、栄一翁のイメージが少し変わりました。
今まで、彼の書籍は数冊読んでいたはずなのですが、やはりこれも「思い込み」なのでしょうか?小生は栄一翁には堂々とした「剛」のイメージが強かったのですが、今回は、人情の機微や人に対する優しさや誠実さなどの「柔」の部分が、とても心に響いたのです。(微笑)

 一所懸命に読んだご褒美でしょうか。数日後、個人指導でいらした市内在住のAさんから、金沢で有名な金箔の本の栞(しおり)を戴きました。とても良いタイミングでその栞は、今、栄一翁の書籍に挿み込まれています。

 でも、それらの「 思い込み 」のおかげで、埼玉県深谷市にある「渋沢栄一記念館」(栄一翁のアンドロイドがあるそうです)の存在を知り、記念館へは2時間で行ける、ということも分りました。また、「渋沢資料館」(正式名称には、栄一の名が入っていませんでした)で求めた書籍のおかげで、栄一翁への小生の「 思い込み 」のイメージが変わり、栄一翁の他人様に対する優しさと誠実さが、ご令孫の鮫島純子さま(現在100歳、当倶楽部ともご縁の深い渋沢栄一翁の孫)に遺伝子としてそっくり伝わっていることが、今回ハッキリとわかった次第です。(微笑)

 「 思い込み 」にも、やはり良い面があるのですね~!(ニッコリ!)

 今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!
 

いずみ健美倶楽部

投稿:2023/02/24

 

【一悟一笑】 No.453「 わたしたちの老子 」⑲

「 わたしたちの老子 」⑲

 気功の指導中、小生の話しによく出てくる言葉に「無(む)」・「虚(きょ)」・「空(くう)」があります。
小生の夢は、これらの一般的にムズカシイと思われている「気」に関する用語を、いかにやさしく、面白く伝えられるか、ということです。

 一つ、皆さまに質問があります。(微笑)
「 さて、これら3つの単語「無」「虚」「空」の中で、小生にとって一番説明するのがむずかしい言葉はどれでしょうか?」

 正解は、「 空 」です。この「空」には苦労させられました、。(微笑)

 以前、なかなか説明することが出来ないで悩んでいた時、この「老子のことば」に救われました。

「 道は【 うつろ 】であるが、【 無 】としか言いようがないものであるが、その働きは無限である 」 『 老子 』第4章

 この【 うつろ 】と「 働きは無限である 」で、小生は「 空 」のことを悟り、理解が出来ました。

 ちょうど、「 空気 」・「大気」は「うつろ」に見えますが、働きは無限なように!(微笑)
お日様は暖かく、酸素があり、雲は湧き、雨が降り、樹々は伸び、生き物は遊び、飛行機も飛び、虹も架かります!(ニッコリ!)

 今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!

 

いずみ健美倶楽部

投稿:2023/02/22

 

【一悟一笑】 No.452 「 倍 速 」

「 倍 速 」

 皆さんは、大手生保が実施している「サラリーマン川柳」(通称;サラ川)をご存じでしょう。
でも、今年から「わたしの川柳」に名称変更されたことを知る人は少ないのでは、。

 35年続いている「サラ川」が、時代の変化に対応するために誰でも参加できる「わたしの川柳」に変わって、つい先ごろ、そのベスト100が発表されました。
 その中の気になる一句に、
「 倍速の ドラマが追えず 3度見る 」 メイド・イン・ヘブン(さん)、
があります。

  今や、時間を効率的に使うことが世の風潮のようですが、意外と計算通りに行かないのが、現実なのかもしれませんね、。(微笑)

 個人指導に通われているZ市にお住いのYさんに、先日あったことです。
足の気功をされていた時、小生はYさんの動作が少し速いように感じましたので、
「 Yさん、足の気功は1セットを何分位で行っていますか?」
と、質問しました。
Yさん、曰く
「 そうですね、1セット5分位でしょうか、。」
小生、
「 いや、それは速過ぎます!普通は10分位ですから、Yさんの足の気功は、まるで倍速のようですね!」
と、申し上げました。(微笑)

 Yさんが信じられないといった面持ちでしたが、
そのようにやっていただきますと、
「 あ~、やはりこのほうが気持ち良いですね!」
と仰って、笑顔で帰宅されました。(ニッコリ!)

 今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!
 

いずみ健美倶楽部

投稿:2023/02/19

 

【一悟一笑】 No.451 「 梅 花 開 早 春 」

「 梅 花 開 早 春 」

   昨日は、北風も強く寒い一日でしたが、街中では結構、熟年の方々を見掛けました。
それもそのはず、今年初めての年金支給日でしたから、。(偶数月の15日が、年金支給日ですものね!) 

 ご近所に二本の紅梅が咲いているお宅があります。
今や満開で、その下を通る時に何とも言えない芳香が、小生を幸福にします。

 この香りこそ、早春の「気」なのですね!

 以前読んだ本にこんなことが書かれていたのを思い出しました。
「 道元禅師に『 梅 花 開 早 春 』という漢文があるが、これをどう読むか、どう訳すか?
① 梅花、早春開く。
② 梅花、早春開く。どちらも正しいのですが、如何でしょうか? 」と。

 どうでしょう?
以前のブログでもお書きした通り、「一字違い」なのに、大きく意味が違う場合があります。
「正しい(たしい)と楽しい(たしい)」がそうでしたね!

今回は、
梅花が、「 早春開く 」と、梅花が、「 早春開く 」。

 前者の「に」ですと、自然になってしまったという感じの「受け身」形ですが、後者の「を」と読むとすごく生き生きとした生命力あふれるパワーを感じませんか?(微笑)

 たしかに早春では、「梅花」がどの花よりも先に咲く「さきがけ」と言ってよいでしょう。
その「さきがけ」となった生命力には「 早春を開く 」と読むほうが、小生はふさわしいのでは、と思うのですが、。(微笑)

 ただ、熟年の方々にとっては、
「 年金、早春を開く 」かな、?!(ニッコリ!)

 今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!

 

いずみ健美倶楽部

投稿:2023/02/16

 

【一悟一笑】 No.450 「 わたしたちの老子 」⑱

「 わたしたちの老子 」⑱

 ロシアのウクライナ侵攻から、間もなく1年を迎えようとしています。
一方、コロナ禍はまだ収束とは行きませんが、3年という歳月が流れています。

 前者は、人災。後者は、天災と言えるでしょう。
何事も解決するのには、長い年月がかかるのだな~、とため息が出てしまいます、。

「 人を無数に殺すがために、戦に勝っても、喪に服し、悲しみの涙を注ぐ 」 『 老子 』第31章

 こんな話しがあります。
ときは今から60年ほど前、昭和37年のことです。
当時、まだ総理大臣になっていない佐藤栄作氏はアメリカではその名を知られていませんでした。
その佐藤氏が国務大臣としてケネディ大統領に会いにアメリカを訪問されたときのことです。

 当時のアメリカは、キューバ危機の問題を抱え、緊張のピークに達していた最中、ましてやまだその名を知られていない日本の佐藤国務大臣との会見に割ける時間は、15分程度の予定だったそうです。

 短い時間の会見が終わりを告げる頃、
席を立とうとするケネディ氏に佐藤氏は、こう話されました。

 「大統領!シュバイツァー博士をご存じですか?」
「えぇ、存じております」
 「そのシュバイツァー博士がおっしゃっていますね。戦争に勝った国は、負けた国に対し喪に服するような礼を以て接しなければならないと」
「ほう!」
 終わりかけていた会見でしたが、佐藤氏の言葉にケネディ大統領は関心を示します。(微笑)
 「これは『 戦に勝つものは喪礼を以て接する 』という老子の教えです」
「そうでしたか!『 老子 』にそんな文章がありましたか!」
と言って、大統領はますます興味を示されて、会談は結局1時間以上も続いた、といいます。

 世界の為政者たちは、そのような意識を持って、国際政治の舞台で活躍してほしいものです!(ニッコリ!)

 今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!

  

いずみ健美倶楽部

投稿:2023/02/14

 

【一悟一笑】 No.449「 雪が降る 」

「 雪が降る 」

 久しぶりに雪が降っております。
舞い降りてくる雪を眺めながら小生、「 雪が降る 」をハミングしていました。(微笑)

 シャンソンの名曲、アダモが作詞・作曲してご本人が歌唱した「 雪降る 」ですが、
歌い出しは、たしか「 ♪ ゆぅきぃふる~、あなたはこない~ ♪ 」(笑)だったと思います、。
ちなみに日本語訳は、横浜市出身の安井かずみさんです。

 その昔、初めてこの曲を聴いたとき、世界にはこんなハスキーヴォイスの歌手もいるんだ!と、カルチャーショックを受けました。でも、そのすぐ後に日本でも森進一という歌手が出てきて、小生「あっ!日本のアダモだ!」と思ってしまいました。(微笑)

 老子の系統の「荘子(そうじ)」にこんな文章があるのをご存じでしょうか?

  「 集まれば生、散ずれば死 」

 私たちも「気」が集まって「生」まれてきたのです。
この「気」が散ってしまうのが「死」なのですね。

 話しを「雪」に戻しましょう!
小生の家の近くに雪が降り積もると、雪が小山となってしばらく残っている場所があります。
もちろん、日陰なのですが、実はそこのお宅の方がしっかりと雪山のようにスコップでかき集められていたのです。

 なるほど、雪も集まると強くなるのですね!
別の場所では、雪を散らしてなるべく早く溶けるようにしている方もいらっしゃいます。(微笑)

 まさに、「 集まれば生、散ずれば死 」は「雪の世界」でも通じますね!(ニッコリ!)

 今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!
 

いずみ健美倶楽部

投稿:2023/02/10

 

【一悟一笑】 No.448 「 只(ただ)、一灯を頼め 」

「 只(ただ)、一灯を頼め 」

 先月下旬、テレビニュースで、新型コロナウィルスの感染法上の分類が現在の「2類」から、季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げられ、その期日もゴールデンウイーク明けの5月8日である、との報道がありました。(微笑)

 「ついにその日がやってくるのか!」と、小生は少し安堵を覚えました。
3年間もまったく先の見えない「長いトンネル」に入ってしまったような気がしていましたから、。

 今回のこのニュースで、心なしか道行く人々の表情も明るくなっているように見えるのは、小生の気のせいでしょうか?!
いえいえ、そうではないでしょう。

 新聞の広告欄を見ても、旅行や音楽コンサート、催し物のご案内などがものすごく増えています。
もちろん、コロナ以前と同じというわけにはいかないでしょう。油断は禁物ですが、トンネルの先にはっきりと明かりが見えてきたことはたしかです!

 江戸時代の儒学者、佐藤一斎(1772-1859)にこんな言葉があります。
『 一灯を下げて暗夜を行く 暗夜を憂うること勿れ、只一灯を頼め 』
【 訳 】灯りを持って、暗い夜道を歩く。暗い夜道を怖がったり、心配してはいけない。
ただ、足元を照らす灯りを頼りに進めばよいのだ。

 まったくその通りですね!
暗い方にばかり目を奪われないで、ただ足元を照らしてあげればよいのです。
やはり、前に進むには、明るい「陽の気」が必要なのですね。(微笑)

 佐藤一斎が説く「足元」とは、「こころ」・「気持ち」を指しているような気がしてなりません!(ニッコリ!)

 今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!

 

 

いずみ健美倶楽部

投稿:2023/02/05

 

【一悟一笑】 No.447 「 立 春 大 吉 」

「 立 春 大 吉 」

 明日は、「立春」!(微笑)

 今年は、卯年ですね。
当たり前ですが、お正月に届いた年賀状にはウサギに関する内容のものが多くありました。

 でも、よく考えてみると毎年の干支の「気」は、2月4日の「立春」から始まります。
本日、2月3日までは、実は「トラ年」なのですが、。(微笑)

 節分の今夜、皆さまは豆まきをしたり、恵方巻を召し上がりますか?
これらの風習も、新しい年の「気」を迎えるための「大みそか」としての行事で、一年の邪気を払い、恵方より良い「気」をいただいて、新年を迎えるのですね。

 以前にもお書きしたと思いますが、小生はこのように思っております。
冬至(12月22日頃)は太陽、つまり「天」のお正月。
正月元旦(1月1日)は人間、つまり「人」のお正月。
立春(2月4日頃)が「気」、つまり「地」のお正月。

 このように「お正月」にも、「天・地・人」があるのです。(微笑)

 さぁ、明日の「気」の新年に向けて、「気功」をしっかり練功して心身を清めておきましょう!
「立春大吉」とは、素敵な言葉ですね!(ニッコリ!)

 今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!
 

いずみ健美倶楽部

投稿:2023/02/03

 

【一悟一笑】 No.446「 わたしたちの老子 」⑰

「 わたしたちの老子 」⑰

 旬の味は、本当にいいものですね!
と言いますのも、昨日の朝、大根を擦ってその残り汁をそのままいただきました。

 いや~、驚きました。甘いですね~!「旨い!美味しい!」と、絶賛しました。
命に優しい甘さ、細胞が喜ぶ旨さ、嫌な感じがまったくしない美味しさ!(微笑)

 自然が一番ですね!

 「 大道廃(すた)れて 仁義あり 」『 老子 』第18章

【 訳 】「仁義」などという言葉が使われるようになったのも、人間が本来持っている自然な良心が失われてしまってからである。

 料理で大切なことは、「 素材の良さを活かすことである 」と、よく言われています。
食材に「気」があれば、あまり手を加えなくても私たちは「美味しい!」と感じるのです。
素材の「気」が足りない場合、味付けや調理法である程度はおいしくできますが、やはり自然の「気」のうまさには敵いません。(微笑)

 昔、こんなウィスキーのCMがありましたね。
「 何も足さない、何も引かない 」(ニッコリ!)

  今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!


 
 

いずみ健美倶楽部

投稿:2023/01/30

 

【一悟一笑】 No.445 「 数学と音楽 」

「 数学と音楽 」

 実はこのブログは昨日、1月26日に打ち込んだのに、アップしようと思っていたら間違って削除を押してしまいました、、。
小生、少し疲れ気味なのかなぁ~、。

 いや、寒さの影響かも、。
だってそうでしょう!10年に一度の最強寒波が来ると報道されていた一昨日、1月25日(水)の朝、小生の車の温度計はマイナス4℃を指していましたし、昨日26日の朝に至っては、マイナス6℃でしたから、。車の温度計ですから、実際の気温とは違うのでしょうけれど、。

 さて、タイトルの「 数学と音楽 」ですが、
どちらも中学校の時の授業科目にありましたね。
同じ「がく」と読むのに、「数学」は「学」、「音楽」は「楽」と書きます。

 「数学」」のイメージは、計算して答えを出す、でよいでしょうか?!
一方の「音楽」は、鑑賞したり表現したりして、その芸術性を楽しむのでしょうか?!

 前々回の「右脳と左脳」流でいえば、
「数学」=「左脳」=「陰」、
「音楽」=「右脳」=「陽」になります。

 でも、たしか「数学」には計算を主とした「代数」と図形などの形に関する「幾何(きか)」なんていう分野に分かれていましたから、「数学」は一概に「左脳」だけとは決めつけられません。
それに、あの有名な数学者である岡潔博士も「私の数学は、情緒である」なんておっしゃっていたような記憶もありますし、。

 「書」と「絵」でも、「書」は読むものだから「左脳」、「絵」は鑑賞するものだから「右脳」として一般的に言われていますが、「書は眺めるもの、絵は読み解くものである」という大変興味深い言い伝えもあります。

 だから、何事も100パーセント「右脳」・「左脳」だけということではなさそうですね。(微笑)
どちらかが、優位になっているということなのでしょうか?!(ニッコリ!)

 今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!

 
 

いずみ健美倶楽部

投稿:2023/01/27

 

【一悟一笑】 No.444 「 楽しいと正しい 」

「 楽しいと正しい 」

 前回のこの【一悟一笑】No.443「右脳と左脳」を打ち込んでいて、以前考えていたことを思い出しました。

小生の勝手な思い付きですが、
「右脳」=「老子的」=「楽しい人生」
「左脳」=「孔子的」=「正しい人生」(微笑)

 いかがでしょうか?

 考え方が柔らかく気楽な右脳的な人は、「楽しい」人生になる。
考え方が真面目で堅い左脳的な人は、「正しい」人生となる。

 でも、これは「良い」「悪い」の次元ではありません。
「楽しい」から「元気」になれるのですが、「元気」だけでは幼稚ですね。
「正しい」から、例えば気功なら「効果」が出るのです。そして、「効果」が出なければ、楽しくありません。

 ちょうど、車の運転をするときに、「アクセル」と「ブレーキ」が必要なように、。
「アクセル」がなければ、スピードが出なくてつまらないですし、また、「ブレーキ」がなければ、止まることが出来ないので、とても危険です。(微笑)

 「楽しい(たしい)」と「正しい(たしい)」は、一文字違いですが、その中身は、180度大きく違います。(微笑)
 これらは、「陰」と「陽」の代表選手で、両方ともに大切なのです!(ニッコリ!)

 今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!
 

いずみ健美倶楽部

投稿:2023/01/25

 

【一悟一笑】 No.443「 右脳と左脳 」

「 右脳と左脳 」

 先日、当倶楽部にいらしたAさん。
7~8年、気功の個人指導を受講されている方です。
だから、もう中堅どころと言ってよいでしょう。(微笑)

 そのAさんが体調・体質の変化のため、気功の立功(立ち技)をしなければならなくなったのです。
今までは、臥功(寝技)・坐功(座り技)のみを続けておられ、それはそれで良かったのですが、。

 かなり、初期の頃に立功(立ち技)は数回、お教えしていますが、ご本人にその必要性がなかったためか、この5年以上は全くと言ってよいほど遠ざかっていました。

 それで先日、本当に久しぶりに立功の基礎功法をお教えしました、が、。
かなり、出来ません、。う~ん、、。
ご本人も、こんなはずではない、、。という感じで、焦りすら感じられました。

 Aさんは、臥功と坐功は本当に上手で、美しい気功になっているのです。
それが、立功になると別人のようで、ぎこちない動きになってしまいます。

 結局、その日は納得のいかないまま終わってしまいました、。

 小生も、Aさんがお帰りになられてから、しばらく考え込んでしまいました、。

 そうだ!
Aさんは、臥功・坐功は「右脳」(感性・バランス)でされていたのだ!
それなのに、立功は「左脳」(理論・分析)で行ってしまっていたのです。(微笑)

 そうか!
Don"t think. Feel ! 【 考え過ぎるな!感じなさい!】
でしたね。
 身体で覚えることが大切なのです。(ニッコリ!)

 今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!

いずみ健美倶楽部

投稿:2023/01/22

 
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