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2019/06/14
【一悟一笑】 No.49 「 現場を知る強み 」
「 現場を知る強み 」
ある生命保険会社がやっている「サラリーマン川柳」というのがあります。
今年で32回目だそうですから、ほとんど平成の時代と重なっているのですね!
毎年、面白い作品に感心していますが、その年に流行った時流のものを織り込んで、サラリーマンの変わらぬ心情を映し出しています。
「 五時過ぎた カモンベイビー USA(うさ)ばらし 」 (60代/女性)
この作品が、今年の第一位です。楽しみの「アフターファイブ」を昨年の流行歌で上手く表現されています!(笑)
以前の作品では、こんな川柳が記憶に残っています。
「 部課長が 出せぬ答えを パート出す 」 (2008年)
「 決めごとは まずはパートに 聞いてから 」 (2012年)
上役も正社員も、現場を熟知している人の知識と経験には、一目置かざるを得ないのでしょうね!(笑)
これは、直接聞いた話です。
あの東日本大震災のとき、お客様がたくさん集まっている場所で、落ち着いて混乱を未然に防ぎ、見事に避難誘導、取り仕切ったのは、中高年のパートの女性であったと、その会社の社長さんから伺いました。
普段はわからなくても、その状況になると、人物が出てくるのものなのですね!(微笑)
「現場を知る強み」。「現場」には「気」があるのです!