ピックアップニュース
2020/01/27
【一悟一笑】 No.163 「 鶏口牛後 」
「 鶏口牛後 」
昨日は、本当に久しぶりに(何年振りかな~!)テレビで「大相撲」を観戦しました!
何と、幕内力士で番付が一番下(幕尻)の「徳昇龍」が優勝しました!男泣きされている力士の姿に、大変感動致しました!(笑)優勝インタビューも何かほのぼのとした感じが良かったですね!(微笑)
幕尻力士の優勝は20年ぶり、奈良県出身力士の優勝は98年ぶりという出来事に、本人が一番信じられないと洩らして居られました。ただ、今場所の途中で出身である近畿大学の伊藤監督が急逝されたそうです。亡くなられた監督への恩返しのため、喜んでもらおうと思って頑張ったと言います!「弱気の虫」が出るたびに、その伊藤監督のお顔が浮かんできて助けられた、そうです!(ジ~ン!)
小生思うに、伊藤監督の霊的な応援もあったのでしょう!?解説者の方も「十両と幕内を行ったり来たりの力士が優勝するとは、信じられない、奇跡だ!」と仰っていたのが印象的でした!ずっと、モンゴル勢の活躍を「尻目」に頑張ってきたのでしょうね!少し、流れが変わって来るのではないのかな~!(微笑)
ところで、「鶏口牛後」という四字熟語をご存知でしょうか?(「鶏口」は鶏のくちばしで、「牛後」は牛の尻)
「鶏口となるも、牛後となるなかれ」の短縮形ですが、意味は「大きな組織や団体の末端にいるより、小さくてもよいからその長になりなさい」ということです。つまり、牛後(牛の尻)より鶏口(鶏のくちばし)でありなさい!ということ。(笑)
はたして、「徳昇龍」は「幕尻」から「幕内上位」へ「三役」へと上がれるのか?(微笑)
NHKインタビュアーの「もう、33歳ですね」との質問に、徳昇龍関は「まだ、33歳です!」と返しました!(ニコッ!)
その意気や、あっぱれ!!『老子』に「大器は晩成す」とありますが、はたして「徳昇龍」はそうなるか?!
やはり、人間、最後は「気」がモノを言うのですね~!(微笑)
今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!