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2021/03/15
【一悟一笑】 No.315 「 恬淡虚無(てんたんきょむ) 」
「 恬淡虚無(てんたんきょむ) 」
先日、3月11日で東日本大震災から10年が経ちました。
死者、行方不明者を合わせると、2万2千人に上るそうです。
今なお、4万人以上が避難生活を送っているとも聞きました。
当日、出張先の気功クラスで参加者全員で黙とうを捧げました。
その場が清らかな空間になったことは言うまでもありません。
メンバーの皆さまに当時の震災に対する今のご感想を伺うと、
「少しづつ忘れていきそうで、申し訳ない」「当時は、何度か東北に足を運びました!」「数年前まで東北地方や福島県の特産品を購入していました」などなど、気功をされている方々は本当に心優しい人が多いですね!(微笑)
当日、夜のTVニュースで追悼式での天皇陛下のお言葉を拝聴しました。
その中で、「復興が着実に進んでいること」と「今後とも被災地の方々の声に耳を傾け、心を寄せ続けていきます」と述べられていたことに感動しました!
小生は何も出来ませんが、それでも毎年被災地の仙台には慰問にお邪魔しています。7年目でようやく本音を吐露された方もいらして、東北の方々はなんと辛抱強いのだろう、と感じ入った次第です。
昨年は、コロナ禍で訪問できませんでした、スミマセン、。
いつも震災や被災者のことを気にすることなど出来ませんから、そういう話題や機会に触れるたびに「心を寄せ続けていく」ことが大切なのですね!きっと、。(微笑)小生思うのですが、この「心を寄せ続ける」には「恬淡虚無」(意味は「私欲が少なく、肩の力が抜けて、あっさりとさっぱりとしている状態」)のような心境がよいのではないか、と。
この「恬淡虚無」は、気功練功時にもっとも相応しい状態で、心身の健康にもすこぶるよろしい!(笑)
そして、コロナ禍が鎮まってきたら「東北」に出掛けよう!と思います!(ニッコリ!)
今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!