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2023/04/17
【一悟一笑】 No.470 「 わたしたちの老子 」(23)
「 わたしたちの老子 」(23)
半年くらい前からでしょうか?
クレジットカード会社を装った、俗にいう「偽メール」「詐欺メール」が小生の受信トレイにも入ってきています、。
本物そっくりのメールアドレスやURLで、こちらが油断していると、そのまま情報を入力してしまいそうです、。
大文字と小文字が一文字だけ違っていたり、メッセージの内容がやたらとカタカナの専門用語が多く入ったりしているので、落ち着いて見ていれば、すぐに分かることですが、。(微笑)
『 老子 』にこんな文章があります。
「 古(いにしえ)の優れた人物は、万事に慎重である。
あたかも、冬のさなかに川を渡るがごとく。
物事に執着せぬことは、氷の溶けゆくさまにも似る。
飾り気のないことは、手を加えぬ原木さながらである。 」 『 老子 』第15章
結局、詐欺メールの送り主は、私たちを慌てさせたり、脅したり、欲を掻き立てたいのでしょう!(微笑)
上記の『 老子 』のいう優れた人物のように、
慎重で落ち着いていて、欲を掻き立てられず、素直・素朴(この素朴とは、紡ぎたての糸【 素 】・まだ手を加えていない原木【 朴 】のこと)な人が、詐欺グループは一番苦手なのでしょうね!(ニッコリ!)
今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!