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2024/06/23
【一悟一笑】No.609 「 気と芸術 」
「 気と芸術 」
ある気功クラスの方がおっしゃいました。
私はたまに美術館へ行くのですが、大概はひとりで鑑賞します。
ただ、そのときは友人のお誘いだったので、一緒に行きました。
ある絵画の前で、気付いたことがあったので、その友人に小声でその絵の感想を話したのです。
そうしたら、近くにいらした方から、
「 そういうことは、話さないでください! 」
と、かなり感情的になって言われました。
私としては、場所柄をわきまえて小さな声で話したつもりでしたので、この方は何を怒っているのだろう?と、怪訝(けげん)に思いました。でも今、思い返すとその方は人の意見とか感想を聞かないで、純粋にその絵画と向かい合いたかったのかな~、と思うようになりました。
小生、これはちょっといい話だなぁと思い、小欄に綴りました。
以前本で知った、日本で最初にノーベル文学賞を受賞された川端康成氏の言葉です。
『 私は、美術品を鑑賞するとき、一切の知識や情報、思い込みから離れて向き合います。 』
それは、理屈や知識・情報を持たない方が、その芸術作品に正しく触れられるからなのでしょう。(微笑)
これって、やはり「 気 」の作用ですよね!(ニッコリ!)
今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!