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2024/07/10
【一悟一笑】No.613 「 わたしたちの老子 」(49)
「 わたしたちの老子 」(49)
「 自分を是とする者は、是ではない。
自分の功を誇るものは、功を失う。 」『 老子 』第24章
小生、たまに孫たちに『 日本昔ばなし 』の絵本を読んであげています。
読んでいていつも思うのは、
「 積善の家には、必ず余慶あり 」(『 易経 』より)
がメインテーマのお話しのなんと多いこと。
※余慶とは、「 良きことが起こる 」の意。
でも、この『 積善 』の『 善 』の取扱い(トリセツ)が大事なのです。
その答えが、『 老子 』の第24章の中にありました。(微笑)
『 善 』と思われる行為を行っても、それを自慢したり、威張ったりしたら、そのときそれは、『 善 』ではなくなるのでしょう。
本当の『 善 』とは、それを行ってしかも、謙虚でおごらず、それすらも忘れてしまったときに完成するのではないでしょうか?(ニッコリ!)
今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!