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2019/05/17
【一悟一笑】 No.22 「 朝三暮四 」
「 朝三暮四 」
今日のお昼休み、用事があり銀行に行きました。
すると、2~3ケ月後になると言われていた「例のクレジットカード事件」(笑)の被害額が何と全額、入金されていました。
お分かりにならない方は、「気のエッセー」のNo.17をご参照ください。。
全然、予測していなかったので、何か嬉しいような、得したような気分になったから不思議です!!
「還付金サギ」のようなややこしいことはなく、正しく振り込まれるものはスマートなんですね。
「朝三暮四」という四字熟語があります。
中国の故事ですが、宋の国に猿好きの老人がいて、猿が増えて家計が苦しくなったので、
猿たちに「エサのドングリを朝に三つ、夕方に四つにする。」と、話すと、
猿たちは「少ない!」と怒り始めるのでした。
それで、その老人が「分かった、分かった。それでは、朝四つにして、夕方三つにする。」と言い直します。
すると、今度は、猿たちが喜んで納得した。というお話しです。
これは、冷静に考えれば同じことなのに、言葉の順序だけでスグに一喜一憂してしまう愚かさを説いているのです。
小生も、被害額が振り込まれて喜んでいるようでは「なんだ、猿とあまり変わらないじゃないか!」と大笑いしてしまいました。
「アッ、ハッハッハ~~!」
以上。