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2019/05/19
【一語一笑】 No.24 「 名人危所に遊ぶ 」
「 名人 危所に遊ぶ 」
この5年ぽど、ハワイアンの「スチールギター」を習っているのですが、先日、東京の先生のところに伺ったときのことです。
先生が楽器の横から、顔を低くして小生の指裁きを見ています。
「なんだろう?」と思っていると、
先生は、「和泉さん、ピックが深く入り過ぎていますよ!」と仰るのです。
小生も、よく自分の手元を見てみると「は、はぁ~。ちょっと引っかかり過ぎていますね。」と応えました。
それで、最近、良い音があまり出なくなっていたのだ。。
なぜ、こんなことになったのだろう?と考えてみました。
今までに、何度となくピックで弦を弾くときに、空振りがあったのです。
結局、空振りが怖くて、安全策で深くピックを弦と弦の間に入れ過ぎてしまっていたのでした。。
以前、将棋の元名人の谷川浩司九段の扇子に「名人 危所に遊ぶ」と揮ごうしてあるのをテレビで拝見したことがあります。
安全策ばかり取っていたのでは、進歩が少ないのですね!
そのようなチャレンジが楽しくなってこそ、さらに上達するのでは、ないでしょうか?