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2019/05/20

【一悟一笑】 No.25 「 きのうの我に飽くべし 」

「 きのうの我に飽くべし 」

 昨日のこのエッセーで、「名人 危所に遊ぶ」のことをお書きしましたが、実は作者が誰であるかは知りませんでした。
昨夜遅くに調べましたらなんと、あの俳聖の松尾芭蕉でした!

 小生の予想では、剣豪の宮本武蔵か、武道の達人、それとも囲碁や将棋などのいずれにしても勝負の世界に生きる方だと思っていたので、意外でした!

 それで、松尾芭蕉のことを調べてみたら、あらためてすごい人だと再認識致しました!
「きのうの我に飽くべし」という名言も芭蕉作です。

「昨日の自分と同じでは、飽きてしまう。」という意味です。
つまり、人間は日々、新鮮であり、成長するものだ、成長すべきである!と言っているのです。
 このHPの小欄でも、新しいエッセーを書き続けていかないと飽きられてしまいますから!(笑)

 芭蕉の名言にもう一つ有名な言葉がありました。

 「不易流行」です。  「不易」は変わらないこと。「流行」は変わっていくこと。
変わってはいけない部分と、変わっていくべきこと。 このバランスが大事なのかなぁ~。
 
 う~ん、それにしてもこの芭蕉、ただ者ではありませんね!!