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2020/10/10
【一悟一笑】 No.280 「 無用の用 」
「 無用の用 」
最近、久しぶりにお見えになった会員さんにこんなことがありました、。
いずみ健美倶楽部の気功では、一つ一つの功法の間は必ず少し呼吸を調えて休みます。(微笑)
しかし、その方は功法と功法の間に一休みを入れずに続けて気功をされていたのです、。
小生が、
「一つ一つの功法の間は、少しお休みしますよ!」と申し上げますと、
「エッ!」というお顔をされて
「あ~、そうでしたね!しばらく先生に見て戴いていなかったので、我流が付いてしまいました!」
と頭を掻いていました。(笑)
そうなんですね!時間や効率を考えると「休む時間」が無駄のように思われてしまっていたのでしょう、。
『荘子(そうじ)』に「無用の用」という言葉があります。
無駄なように見えて、長い目で見ると役立つものがある、ということです!(微笑)
気功の場合、普通は「動作」と「休息」では「動さ」の方に目が行きがちですが、実はどちらも同じくらい重要なのです!!
よく子どもさんが学校の科目のことで、「なんで算数を学ばなければいけないの?」とか「理科を学ぶことは必要なの?」などの質問が出るそうですが、この場合なんかも「無用の用ですよ!」といえば、解決するのかも、?!(笑)
今、ノーベル賞の受賞者が次々と発表されていますが、初期の頃の受賞された研究者たちはその当時、人々の役に立つから研究したという方は少ないのではないでしょうか、?!(微笑)
時を経て、その研究が人々のお役に立つ時代が来たからこそ、「ノーベル賞」を受賞された研究も多いはずです!(ニッコリ!)
今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!