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2021/10/29
【一悟一笑】 No.342 「 気を送る 」 ⑨
「 気を送る 」⑨
Aさんは何事もなく、このまま順調に快癒されるはずでしたが、そうは問屋が卸しません、!(笑)
術後2ヶ月を過ぎた頃、Aさんは個人レッスンのため当方まで足を運ばれます。
Aさんのお顔に少し陰りがあるな~、と思っていたら案の定、
「 先生、この度は手術してから2ヶ月間、「気」を送り続けて下さり本当にありがとうございます。感謝しても、感謝し切れません。
今回の手術の経過は良好なのですが、実は先日受けた呼吸器の定期検査で肺に新たな影があると言われたかと思えば、先月撮ったCTの検査結果では、肝臓に何かが写っている、と言われて来週に超音波検査の予定です。
一難去って、また一難です、。」
小生も、「そうですか、。でも、まだそれらは疑いの状態なのですから、できるだけ心配しないで「気功」を練功するしかないですね!」と申し上げました。
Aさん、
「それで私、以前読んだことがあった占いの本( 細木数子先生の六星占術)のことを思い出して、本屋さんに行って目を通してみたのです。そうしたら、今年から「 大〇界 」に入っていることが判りました、、。あ~、やっぱりそうか、、。」
と、ショックを隠せないようでした。
小生、言いようがなく、
「 まぁ、当たるも八卦当たらぬも八卦と言いますからねぇ。(微笑)そんなことを気にし出したら、キリがありません!完璧な占いというものなんか、この世の中にはありませんから。『 荘子 』には、時の占いの名人に占ってもらった老子が、それらをことごとく外してしまった、というエピソードも書かれていますよ。占いは参考にしてもいいけれど、気にしないに限ります!」
やはり、Aさんは頭の良い方で
「 そうですね!人生うまくいっている時は運気など全く気にしないのに、気弱になると何かにリンクづけて、言い訳の材料にするのかも知れませんね!」
小生、
「 そうですよ、その通りです!」
Aさん、
「 占いよりも気功をしっかり練功して、心身ともにエネルギーを蓄えます!」(笑)
そう言い切ったAさんのお顔も目も、小生の目の前で見る見るうちに輝いていっている(現在進行形で)のが判りました!!(ニッコリ!)
次回につづく。
今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!