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2022/02/28
【一悟一笑】 No.372 「 他生の縁 」
「 他生の縁 」
今日の午後に伺った「気功クラス」でのお話です。
メンバーのSさんが、
「 先生、私はこのクラスのHさんと誕生日が一緒なんですよ。何かご縁を感じます!」(微笑)
と話されると、今度は別のHさんがそれに応えられます。
「 昔のことですが、私の結婚が決まってから知って驚いたことがあります。私(九州出身)の父親と全く見ず知らずの主人(北海道出身)の父親が初対面で話しをしていたら、共通の知人がいたそうで、二人の父親も驚いていましたが、私たちももうビックリでした!」(笑)
このような話は、もう枚挙(まいきょ)に暇(いとま)がありませんね!(古い表現でゴメンナサイ!笑)
たとえば、この同じ気功クラスで同じ気功を練功しているのも『他生の縁』かも知れません。
正式には『 袖振り合うも他生の縁 』ですが、。(微笑)
「事実は小説より奇なり」ともいいます。人の出会いやご縁は本当に不思議なものです!
吉野弘さんの詩『 生命(いのち)は 』を記しておきましょう。(微笑)
『 生命(いのち)は
自分自身だけでは完結できないように
つくられているらしい
花も
めしべとおしべが揃っているだけでは
不充分で
虫や風が訪れて
めしべとおしべを仲立ちする
生命はすべて
その中に欠如を抱き
それを他者から満たしてもらうのだ
私は今日
どこかの花の虻(あぶ)だったかもしれない
そして明日は誰かが
私という花の虻であるかも知れない 』
あ~、先ず自分が良い気を持つ虻でありたいものですね~!(ニッコリ!)
今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!