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2022/07/24

【一悟一笑】 No.395 「 道とは、何か? 」

「 道とは、何か? 」

 前回のこの【一悟一笑】No.394「 朝に道を聞かば、」の「道」について、少し記しておきます。

 実は、先日出張先の気功クラスのOさんがこんなことをおっしゃいました。
「 先生、ブログにありました「道」って何ですか?」と。
Oさんは、もう20年以上継続されている「気功クラス」のベテランです。

 小生、そのクラスでは確かに「道」の話しはしていても、「道」そのものの話しはしていなかったな~!と反省しました。
こちらがそれは「当たり前」である、と思っていても、相手の方が知らなければそれは通じません!(反省!)
Oさんの勇気ある素朴な質問に、感謝するとともに拍手を送りたいと思います。(拍手!)

 さて、その「道」ですが、いろいろな意味がありますね。(微笑)
1.道路のこと。
2.人として行うべきことや心構え。
3.日本の伝統文化。武道、茶道、書道など。
4.真理や生き方。などなどがありますが、
小生のお書きしたブログの中の「道」は、「宇宙法則」や「宇宙真理」を指しています。

 小生は、よく「 老子 」のことをお話ししていますが、
その「老子」の書物は、正式には「老子道徳経」と呼ばれています。
全81章ある「老子」ですが、実は前半と後半に分かれています。
前半の第1~37章までを「道経」、後半の第38~81章までを「徳経」と呼んで、二つ合わせて「道徳経」なのです。(微笑)

 「道徳」といったら、普通は「この芝生に入るな!」とか「ここは右側通行!」などの守るべきルールのことか、と思ってしまいますが、。
2500年前に書かれた「老子」の「道徳」は、「道」と「徳」に分けられていて、本来は別ものなのです。(微笑)

 「老子」のいう、
「道」とは、「宇宙の法則」や「宇宙の真理」を指していて、
「徳」とは、人がその「道」を見習って従う行為・行動のことを「徳」と呼んでいるのです。

 少し難しくなってしまったので、要約しましょう!(笑)

 宇宙の運行(たとえば、地球が太陽の周りを1年で365日と1/4日で狂いなく回っていることなど)の真理や奇跡が「道」の一例なのです。また、人の「徳」の一例としては、どんなに社会がスピード化しても、赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいる期間は、十月十日(とつきとおか)で、これは大昔から変わっていません。(微笑)

 そして、「道」を具現化している(生命の)エネルギーが「気」なのですね!(ニッコリ!)

 今日は、ここまで。
それでは、また。ごごきげんよう!