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2022/11/12

【一悟一笑】 No.423「 芸 術 家 」

「 芸 術 家 」

 10月30日の小欄で「 小春日和 」をお書きしてからこの2週間、不思議なことにずっと「小春日和」が続いています。そんな中、小生は、用事で東京・世田谷の会員さんのお宅までレオナ先生と車で向かいました。

 そのお宅は閑静な住宅地にあり、その家は築35年の瀟洒なお宅でした。
玄関からお邪魔しますと、中庭があって、階段もすごくモダンでお洒落なのです。

 南側の窓は割合小さいのですが、東側の窓からは樹木の緑が見え、北側には大きな天窓があるので暗くはならないのです。
それで小生、そのご主人にこうお尋ねしました。
「 以前、聞いたことがあるのですが、芸術家、特に画家の方は絵を描く部屋、アトリエを日光の一日の変化を軽減するために、南側には窓を設けず、北側から窓の明かりを取るそうです。そうすると、一日中、部屋の光が安定して絵を描きやすいといいます。ちなみに、このお宅の前の住人は、芸術家の方でしたか?」と。

 そのご主人曰く、
「 この家は25年ほど前に、中古物件で求めたのですが、この家の以前の住人は画家ではなく、「久石譲」という作曲家の方でした。」
 小生、
「 えっ、久石譲さんといったら、あの宮崎駿監督のジブリ作品の多くの音楽を手掛けられた作曲家の方ですよね。」
 ご主人は、頷かれました。(微笑)

 小生はそのとき、久石譲氏のような芸術的感性に恵まれるには、このような住環境も重要だったのだな!と改めて実感しました。

 以前、ある健康法の大家が、「健康で幸福になるには、食(食べ物)・息(呼吸)・動(身体の動き)・想(こころ)が大切である」と説いておられましたが、これに「環」(環境)も必要である、と付け加えられた別の先生もいらっしゃいました。(微笑)

 なるほど、「環」つまり「住環境」も大切な「気」の要素なのですね!(ニッコリ!)
 
 今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!