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2023/09/08

【一悟一笑】No.520 「 わたしたちの老子 」(32)

「 わたしたちの老子 」(32)

 何でもそうですが、その道で名人・達人と言われている人の作品や技・芸を観ていますと、
それほど上手でもないのかな~?、なんて思わせる方がいらっしゃいます。

 でも、そういう方々の一言一言、一技一技、一芸一芸を鑑賞すると、
とんでもないレベルの高さに驚かされることがあります。

 ものすごいレベルの高みに達しているのに、それほど上手でもないのかな~?と、普通の人に思わせるのが、本物である証拠のようにさえ思えてきます。

 そんなことを、老子は一言で説いています。

 「 大巧は拙(せつ)なるがごとし 」  『 老子 』第45章

 真に完成したものは、一見隙(すき)だらけに見える。
 真に真っ直ぐなものは、一見曲がって見える。
 真に巧妙なものは、一見稚拙に見える。
 真の雄弁は、訥(とつ)弁に聞こえる。

 もう、これ以上説明の必要はありませんよね。(微笑)

 小生のブログ【一悟一笑】も、これくらいなら私にも書けそうだ、と思われている方も多いと思います。
実は、そ、その通りなのです、。(笑)まだまだ、真に完成には全然至っておりませんから、。

 しかし、大器晩成って言うじゃないですか、。(笑)
そのうち、そのうち。これから、これから!(ニッコリ!)

 今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!