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2023/10/18

【一悟一笑】No.533 「 親孝行 」

「 親孝行 」

 今月は、小生の両親の祥月命日がありましたので、「 親孝行 」のことを少し考えました。

 気功クラスの月に一回ある「 気功講義 」のプリントには、
渋沢栄一翁の「 論語と算盤 」からの抜粋で、こんな言葉をお載せしました。

 『 親孝行とは、親のおかげでできるものだ 』

 最初にこの文章を読んだ時、正直、意味があまりピンと来ませんでした、。
その説明文を読んで、ようやく、彼の言わんとするところがおぼろげながら見えてきたくらいです。

 その内容とは、
「 親は、子どもが思い通りにならないと、『 親不孝者 』と責める。
かと言って、子どもが自分の自己主張もせずに、親の言いなりになるのも、良いとは言えない。
親が子どもに『 無 』で接すれば、子どもは自然と親孝行するはずです。」
と、ありました。

 子どもが親孝行を一所懸命にしているつもりでも、親が『 親孝行 』である、と思わなければ、成り立ちません。
「親」の漢字を分解すれば分かりますが、「親」は「 立 木 」を「 見守る 」だけでよいのですね。
「親」が、そのような『 無 』の状態で接してくれて、はじめて子どもは伸び伸び行動が出来て、それが『 親孝行 』になっていくのでしょう。(微笑)

 なるほど、たしかに『 親孝行 』とは、親がいるおかげでできるもので、実は「させていただいている」のかな~、。(微笑)
 はたして、小生は両親に対して、『 親孝行 』ができていたのでしょうか?(ニッコリ!)

 今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!