「 わたしたちの老子 」（75）

　「 多彩ないろどりは、人の視覚をそこなう。
　　　刺激的な音楽は、人の聴覚を傷つける。
　　　　手の込んだ料理は、人の味覚を狂わせる  」  　『 老子 』　第12章

　先日の1泊旅行、久しぶりのビュッフェスタイルでしたので、和洋中の料理の種類の多さと彩り美しい盛り付けに目を奪われてしまい、ついつい取り留めもなく、調和も量も考えずに、プレートのお皿に盛ってしまいました、。（微笑）

　自席に戻って、テーブルにそのお皿の数々を載せると、誰ですか？このようなセンスのないチョイスの仕方をする人は、。（笑）
こんな量を、いったい誰が食べるというのですか？（笑）

　小生の誕生日、ということで、スタッフ5名ほどの方々が、ウクレレで「 ハッピー・バースデイ・ツー・ユー 」とハモってくれました。しかし、自分の年齢のことと、テーブルの上のお皿の盛り付けを見ていると、嬉しさ半分・恥ずかしさ半分になってしまいました、。

　よく、お腹の空いている時に、買い物をしてはいけないと言いますが、本当ですね。
「 衣食足りて、礼節を知る 」とも、申しますしね！（微笑）

　『 老子 』第12章では、最後にこう締め括（くく）られていました。

　「 聖人は、もっぱら内面を充実させて、外界の刺激を追い求めない 」（微笑）

　小生の修行もまだまだ、道半ば、というところですかね？！（ニッコリ！）

　今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう！