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2017.11.01(水)

小ネタ情報部

11月2日は「阪神タイガース記念日」。球団歌「六甲おろし」を作詞した川崎出身の佐藤惣之助を知っていますか?




11月2日は、日本のプロ野球球団セ・リーグに属する阪神タイガースの記念日とされています。
1985年11月2日に日本シリーズで西武ライオンズを破り、38年ぶりに日本一になったことから、
タイガース後援会などによって制定されたということです。

阪神タイガースの球団歌といえば「六甲おろし」ですが、実はこの歌は神奈川県川崎市に深い縁があります。
この歌を作詞したのは、川崎をこよなく愛した詩人「佐藤惣之助」です。

惣之助は酒と釣りと旅を好み、訪れた地から学んだものを詩集や紀行文として残していきました。
現在、惣之助の生家があった川崎信用金庫本店前には記念碑が建てられています。

そのほか、川崎宿周辺にも惣之助の残した作品の一節が刻まれた碑がありますよ。



川崎には昔ロッテや大洋などの球団があったのは有名ですが、阪神タイガースゆかりの地であるとはビックリです


川崎信用金庫本店前の佐藤惣之助記念碑です。この川崎出身の偉大な作詞家、詩人が「六甲おろし」を作ったのです。
実家もこの辺りにあり有名な本陣でした。


その川崎信用金庫本店の目の前の市役所通りを渡って道なりに歩いて行くとあります。以前にご紹介しました
「東海道かわさき宿交流館」


こちらでは佐藤惣之助に関する展示や実家である佐藤本陣についての詳細が分かりますので興味のある方は無料
ですので是非立ち寄ってみて下さい



佐藤惣之助の存在は、今でも彼を偲ぶ人たちによって受け継がれています。
5月の命日12月の誕生日には「川崎今昔会」によって会合が開かれ、2010年には生誕120周年を記念して
記念展「華やかな散歩」が開催されました。

詩人・佐藤惣之助の生きた証をたどりながら川崎の街を歩いてみるのも、新たな発見ができておもしろそうですね。


<ひとくちMEMO>
川崎市のとある老舗和菓子店では、「お菓子をきっかけに川崎の文化人を知ってほしい」「惣之助の詩」
名付けた焼き菓子を販売しています。
発売以来、郷土銘菓として親しまれ、川崎の名物になっているので、訪れた際にはぜひご賞味ください!



川崎で創業60余年の菓子店「末広庵」の年間30万個販売の人気商品です。

11月2日は「阪神タイガース記念日」。球団歌「六甲おろし」を作詞した川崎出身の佐藤惣之助を知っていますか?