6月10日は、全国一律「歩行者天国の日」。
なんでも1973年の同日に、東京で当時世界最長の歩行者天国が実施されたことに因んでいるそうです。
当時に比べると歩行者天国を目にする機会は減ってしまいました。
しかし、横浜市を代表するメインストリート、「イセザキモール」には未だ24時間歩行者天国の区画が残されています。
関内駅側イセザキモールの入口です。右角には崎陽軒が。
横浜スタジアム限定販売と思っていた「シウセージドッグ」が売っています。
イセザキモールは古くから栄えた由緒ある商店街。
創業が明治・大正にまで遡る老舗も数多く軒を連ねています。
その1つが、明治42年創業の「有隣堂」。
神奈川を中心に東京、千葉に多くの支店を持つ書店です。
伊勢佐木本店はホコ天区画の1丁目にある、地上6階地下1階の大型書店。
近隣にはコミック専門の別館も存在します。
私も別の店舗は良く利用しますが、こちらが有隣堂本店なのですね
有隣堂の向かい店を構えているのが、老舗菓子店「横浜文明堂」。
お土産のカステラを買い求めるにも、店舗の奥の直営カフェで一休みするにも良いですね。
区画は離れますが、4丁目には横浜文明堂の本店もあります。
こちらも、超定番の3時のおやつ、横浜文明堂。カフェのある伊勢佐木町一丁目店
洋菓子の老舗「不二家」も発祥は横浜。
イセザキモールには、その不二家が展開するレストランの第1号「横浜センター店」があります。
明るく新しい雰囲気の店内ですが、キッチン上部のレリーフなど創業当時の面影も残っています。
不二家横浜センター店のビルはアメリカ人建築家の設計で昭和12年に建てられ、
戦前としてはかなり斬新な設計だったそうです。
<ひとくちMEMO>
イセザキモールの中で24時間歩行者天国なのは1丁目と2丁目のみ。
さすがに全区画歩行者天国にするのは難しいようですね。
でも、商店街は7丁目まであるので、ぜひたっぷり楽しんでみてください。
イセザキモールではコンサート、寄席、大道芸など年間でいろんなイベントも行われていますよ。