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2017.07.26(水)

小ネタ情報部

昭和の船旅を横浜で満喫!日本郵船氷川丸



横浜に遊びに行ったことがあれば、山下公園に停泊している黒い大きな船を知っている方も多いのではないでしょうか?

この船は、「日本郵船氷川丸」といって今年で就役から87年を迎えた、昭和の日本の海運を支えた歴史ある船です。



見慣れていましたが、改めて見ると格好いい客船です


実はこの氷川丸、2016年8月に国の重要文化財に指定されたことをご存じでしょうか?

海上で保存されている船としては日本で初めてのことで、搭載されている当時最新鋭のディーゼル機関や、
アールデコ様式の美しいインテリアなど、戦前日本の造船技術や大型客船の船内意匠を今に伝える貴重な
文化財として評価されています。



こちらは一等社交室。80年も前からピアノの演奏など聴きながら優雅な船旅をしていたのですね


船内は、「客船エリア」「乗組員エリア」など当時の船内の様子を見学できるエリアの他、
氷川丸の歴史がわかる「展示エリア」などがあり、一回りするだけで、当時の船旅の様子を
体感することができます。

また、見学途中のデッキや、週末や祝日に開放されるオープンデッキからは、横浜の港が一望でき、
潮風を浴びながら爽快な気分を味わうことができます。



 デッキから横浜港の眺め、今にも出航しそうな感覚に


映画のワンシーンに出てきそうな屋外デッキです



<ひとくちMEMO>
氷川丸のある山下公園のすぐ近くには、日本郵便船歴史博物館があります。
ここでは、明治から昭和にかけて隆盛を極めた日本の海運業の歴史を学ぶことができるので、
ちょっと足を延ばしてみてはいかがでしょうか。



歴史博物館、昭和11年に出来た建物だそうです

昭和の船旅を横浜で満喫!日本郵船氷川丸