数々の大ヒット曲を世に送り出した昭和の大スター「美空ひばり」。
彼女ゆかりの地は全国に数多くありますが、川崎市もその1つです。
何でも、彼女の大ヒット曲『港町十三番地』は川崎市を舞台にしているのだとか。
その縁で、京浜急行大師線「港町駅」は、『港町十三番地』の歌碑やサイン、発売当時のジャケット写真が
飾られるなど、「美空ひばり」一色で染められています。
もちろん、電車の発車メロディーも『港町十三番地』ですよ。
川崎大師に参拝する時は必ず利用する大師線ですが、港町で降りるのは初めてです。写真は駅の南口
その港町駅南口改札前にあるのが、ご覧の美空ひばりの等身大写真や歌碑など、絶対記念撮影したくなりますね
何と嬉しいボタンを押すと「港町十三番地」の歌が流れます
ホームにも楽譜が描かれていて洒落ています
歌の舞台が川崎になった理由は、「美空ひばり」が当時所属していたレコード会社「日本コロムビア」の
本社と工場が川崎にあったからとされています。
ちなみに、本社があったのは港町九番地であり、十三番地はその語呂の良さから創作されたそうです。
みなさんは、日本最初のレコード会社をご存知でしょうか?
お察しの通り、答えは「日本コロムビア」で、1910年の10月1日設立です。
本社も工場もすでに川崎にはありませんが、日本のレコードが川崎から始まった事実は覚えておくといいかも
しれませんね。
やはり本当に発祥の地でした
<ひとくちMEMO>
京浜急行大師線「港町」駅ですが、その前身は「コロムビア前」駅でした。
港町は今も昔も「日本コロムビア」と切っても切れない縁で結ばれていたようですね。
今の駅でいう北口側にあった工場は…。
現在ではスタイリッシュなマンションが立ち並ぶ街に変化しています