横浜市の港南区と磯子区にまたがる住宅街に、地域の自然を活かした「久良岐公園」があります。
広い芝生広場や子ども向けの遊具があり、豊かな自然のなかでのびのびと遊ぶことができます。
落ち着いた雰囲気でどこか趣のある、久良岐公園の見どころをご紹介します。
公園に入って駐車場の横を通り過ぎると、古びた横浜市電の車両が目に入ってきます。
1972年に市電が廃止されるまで活躍した車両で、現在は数ヶ月おきに一般公開の日が設けられています。
横浜市電の車両は1156号という名称で、昭和27年に製造、昭和47年の市電全廃まで活躍しました。
公園が出来た昭和48年(1973年)から置いてあるそうです。
公園の中央には大池があり、デッキからコイやフナが泳いでいるのを眺めることができます。
そこからさらに奥に進むと、子どもたちに人気のアスレチック遊具が並ぶ遊具広場があります。
公園の西にある広々とした自由広場では、サッカーや野球などスポーツを楽しむこともできますよ。
広い自由広場では取材時、たくさんの幼稚園生が来ていましたよ
ターザンロープなどで、先ほどまで子供達が楽しそうに遊んでいました
園内の片隅に、1987年に寄贈された宮越記念久良岐能舞台があります。
まわりにはのどかな日本庭園があり、市民の憩いの場となっています。
公園の広場とはまた違った雰囲気が味わえるので、ゆっくり散歩してみるのもオススメですよ。
京都っぽい雰囲気の宮越記念久良岐能舞台
その日本庭園です
公園は結構広く、大きな池のあるエリアも和めます
<ひとくちMEMO>
久良岐公園では、秋には紅葉を楽しむことができます。
きれいに色づいた紅葉を見ながら園内を歩くのもよいですね。
公園の真ん中には「桜の森」もあり、春には約300本もの満開の桜が花を咲かせます。
四季折々の風景を味わいながらゆっくり散策してみてくださいね。
横浜でも十分に紅葉が楽しめる場所です
どんぐりに秋を感じますね