11月24日は「進化の日」。
みなさんはご存知でしたでしょうか?
1859年にダーウィンの「種の起源」初版が刊行されたことを記念して制定された記念日です。
当時の生物学は「神が世界を創造したとき、今いるすべての生物を個別に創った」とする宗教的な信念に
基づいて考えられていたため、ダーウィンが提唱した「生物は常に、環境に適応するものだけが生き残る
ことで変化し、ひとつの種が分岐して多様な種が生じる」とした進化論は、大きな論争を引き起こしました。
人間の起源がサルであることは、当時の人々にとっては衝撃的なものだったようです。
サルといえば動物園の人気者ですが、横浜の野毛山公園の野毛山動物園では、ちょっと変わったお猿さんが
人気を集めています。
JR桜木町駅から歩いて野毛山動物園へ到着しました。
美しく刈り込まれた「トピアリー」と呼ばれる植物のオブジェがお出迎えしてくれます。
それは「角刈りのおサルさん」。
正式名称「フサオマキザル」というこのサルは、南米のチンパンジーとも呼ばれているそうで、
とても頭のいいおサルさんです。
欧米では介護犬ならぬ介護サルとしても活躍しているとか。
フサオマキザル(房尾巻猿)は名前の通り、毛が房のように盛り上がっているんですね。
イケメン!?なこちらのフサオマキザルはカメラ慣れしているのでしょうか、知能の高さが伺えました!
野毛山動物公園にはその他にもたくさんのおサルさんや動物たちが、みなさんの来園を待っています。
入場は無料なのでお手軽に楽しむことができるのも魅力の動物園です。
「種の起源」を探りにぜひ足を運んでみてください。
園内の「なかよし広場」では小動物とのふれあいが楽しめます。
取材時はおっとりとしたモルモット達に癒されました。
毎日開催されていますが、詳細はホームページをチェックしてみてくださいね。
<ひとくちMEMO>
野毛山公園の南側には、横浜の街を一望できる展望台があります。
正面にはベイブリッジ、左手には横浜ランドマークを遠望し、横浜の街を見下ろす景色は必見です。
良く晴れた日にはランドマークタワーが望めます。園内はお散歩感覚でひと周りできるほどの広さなので、
小さなお子さまからお年寄りまで安心して楽しめますよ。