横浜みなとみらいエリア、横浜ランドマークタワーのたもとにあるのが、「帆船日本丸・横浜みなと博物館」。
そこに、現役当時の面影をそのままに、静かにたたずんでいる帆船が「日本丸」です。
この「日本丸」は、建造された昭和5(1930)年から54年間、練習帆船として、日本の海運を支えた多くの船乗りたちを育ててきました。
その航海は延べ183万kmにもおよび、なんと地球を約45周半もしたことになります。
船内は、当時の様子をそのまま保存しており、「日本丸」の歩みや当時の訓練の様子などを紹介しています。
そしてこの船を囲むようにあるのが、「横浜みなと博物館」。横浜開港150周年を記念してつくられたこの博物館では、横浜港の歴史や文化などを紹介していて、横浜港の昔と今を知ることができます。館内には操船シミュレーターがあり、横浜港内を航行する船乗り気分を味わうことができます。
「帆船日本丸・横浜みなと博物館」周辺一帯は、日本丸メモリアルパークとして整備されています。
1985年まで造船所だった場所を横浜市が緑地にしました。緑に囲まれながら海を眺められる「ウオーターフロント」、コンサートやイベントが開催される「アリーナ」などがあり、潮風を感じながらのんびりと過ごすことができます。
この界隈ではあまりにも有名すぎる帆船日本丸です
横浜港をテーマにしている博物館です
横浜みなと博物館の建物上部(屋上だそうです) はご覧の様に通路から海側を見渡せる芝生広場になっていて、ちょっと面白い設計です
横浜ワールドポーターズ方面の海の景色を見ながら、芝生でお弁当もいいですね
<ひとくちMEMO>
夜には「日本丸」とそれを囲むパーク全体がライトアップされます。港の夜景と合わせて楽しめるデートスポットとしてもおすすめです。
ライトアップされた日本丸は、美しいです
パーク内からの周辺の景色はどこも完璧です。( photo by 横浜風景写真素材集『はまの景』)