【一悟一笑】No.546 「 3.5と3.6 」
「 3.5と3.6 」
昨日は、横浜市港南区からいらした方の気功指導がありました。
この方は、先月に入門されたばかりなのですが、割合気功的なセンスをお持ちです。
指導中、その方が小生のことを49年も気功をやっているのだから、「 気 」のことを何でも知っていると思われているようなので、そんな誤解を解いてもらおうと、苦心しました。
それで、小生はこんな話しをしたのです。
「 もう、半世紀近く前の話し(実話!)ですが、あるとき、囲碁の名人と将棋の達人が仲良くお酒を飲んでいました。このお二人は、共にかなりの酒豪です!
将棋の達人が、囲碁の名人に、
『 貴方は囲碁の大家だが、囲碁の神様がいたとして、その神様の才能を100としたら、ご自身では囲碁のことをどの程度分かっていると思われますか? 』
と、訊いたのです。
そうしたら、囲碁の名人が、
『 いや、貴方こそ将棋の達人なのだから、将棋の神様の能力に対してどのくらいの棋力を持っているのか?を教えてもらいたい。』
と、返答されます。
将棋の達人が、
『 それでは、今、メモ用紙を2枚用意したので、神様の100に対して、お互い自分の棋力がどのくらいかを、数字で表しましょう! 』
と、提案します。
将棋の達人と囲碁名人は、それぞれメモに数字を書いて見えないように、相手に手渡します。
将棋の達人が、囲碁名人のメモを開くと、そこには、
【 6 】と書かれてありました。
囲碁名人が、将棋の達人のメモを開いた瞬間に、
『 あ~、俺はうぬぼれていた、。』
と嘆かれ、酔いが一変にさめたそうです。(微笑)
将棋の達人のメモには、
【 4 か 5 】
と、書かれていたのでした。 」
この話しに、その方は大変に興味を持たれたようで、
「 お聞きしたいのですが、気功の神様が100だったら、先生はどのくらい分かっていると思われますか?」
と、直球を投げてこられたのです、。(笑)
小生、困ってしまって、
「 う~~ん、3.5かな、?」
と、申し上げたら、
その方は、少し安堵されたらしく、とてもよい表情になっておられました。(微笑)
そのあとの会話の中で、その方がよくおっしゃったフレーズがあったのですが、
実はそのフレーズは、数日前に小生が来年のテーマに決めた言葉だったのです、。
小生は感動して、そのことをお伝えすると、その方は少し驚かれたようでしたが、ニッコリとされていました。
もしかしたら、その方の気功の才能は「 3.6 」くらいかも、?!(ニッコリ!)
今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!