【一悟一笑】No.583 「 自 省 」
「 自 省 」
『 淮南子(えなんじ)』という書物にこんな文章があります。
「 五十にして 四十九年の非を知る 」
【 訳 】五十歳になって(小生は、だいぶオーバーしていますが、笑)はじめて、これまでの人生である四十九年間の過ちを悟る。
前回の「 わたしたちの老子 」の中で、
「 反は、道の動なり。 弱は、道の用なり。 」
を皆さんが、ご存じなのが当たり前のように書いてしまいました、。
自分だけ、わかっていても、、。
伝わっていなければ、、。
ねぇ~、、。
小生、自省致しまして、こう追記させていただきます。(微笑)
最初の
「 反は、道の動なり 」
は、例えば磁石のN極からの磁力線が、反対のS極の方に流れようとすること。
また、風が起こるのは、気圧の高い方から低い方に吹きます。
もう一つ、海の海流もあたたかい海水は、冷たい海水の方に向かって流れていきます。
つまり、道(自然現象)は反対の方に動いて、バランスを取ろうとするものである。
これくらいで、宜しいでしょうか?、。(微笑)
さてそして、もう一方の
「 弱は、道の用なり 」
は、一例として「赤子」を挙げてみましょう。
赤子は、ヒトの中では一番弱い方に属しますよね。
しかし、生命力や成長力という点では、一番強いのではないでしょうか?!
それは、自然エネルギーや宇宙エネルギーが応援しているからです。
赤子の身体の柔らかさも、「道」の働きが通じやすいのでしょう。(微笑)
この辺りで、如何でしょうか?(笑)
改めて小生、冒頭の『 淮南子 』の言葉が身に沁みます、。(ニッコリ!)
今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!