いずみ健美倶楽部 【横浜市旭区】

Tel:045-362-4066

当倶楽部では、非常に簡単な動作と呼吸法をする事で、疲労回復やストレス解消、自律神経とホルモンのアンバランスによる不調、 さらには様々なアレルギー症状や冷え性といった体質の改善に効果がある”いずみ健美気功”の指導を行っています。

2024/08/28 のピックアップニュース

【一悟一笑】No.628 「 わたしたちの老子 」(53)

「 わたしたちの老子 」(53)

 「 物壮(さか)んなれば、則ち老ゆ。」 『 老子 』第55章

 元気だからといって、働き過ぎたり、食べ過ぎたり、勉強し過ぎたり、遊び過ぎたりすると、早く老化します。
生命エネルギーにも限界があるのです。

 また、元気に見せようと無理をして仕事や用事を頑張ったり、飲食をするのにも限度があります。
老子の言う通り、無理すれば必ずその報い(病気や老化)が現れます。

 それに付け加えて、昨今さかんに喧伝されている「熱中症」を防ごうとするあまり、身体を冷やすことばかりに夢中になっていることが少し気に掛かります。なぜかというと、それは体の芯まで冷やしてしまう可能性があるからです。

 本来、身体の生命活動は熱エネルギーで行われています。
なので、身体が冷えると何とか身体の芯の温度を最低限は上げるために、熱エネルギー(元気)を補充しなければなりません。これまた、生命エネルギーを無駄に使ってしまうので、疲労が増し、老化を早めます。

 当たり前のことですが、疲れたら休む。冷えたら温める、は養生の基本です。(微笑)
ぜひ、今年の夏から秋へのバトンタッチの今の季節に、半身浴や足湯などで身体の芯の冷えをやさしく温めてあげたいものです。(ニッコリ!)

 今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!