【一悟一笑】No.673 「 わたしたちの老子 」(61)
「 わたしたちの老子 」(61)
「 道は太古の昔から、もろもろの対立を超えた存在である。
”低”があるから、”高”があるのだ。」 『 老子 』第39章
小生、気功の指導中にかならず申し上げていることがあります。
それは、
「 競争心を起こさないように!」
です。(微笑)
勉強やスポーツ、ビジネスの世界であったら、競争心は有効な場合が多いでしょう。
しかし、こと気功に関する限り、これは無用の長物なのです。
そうですよね!
気功で、相手に勝ったからと言って、別に病気が治るわけではありません。(笑)
それに、勝ったことによる驕(おご)りや油断も宜しくありません。
また、相手に負けたからと言って、これまた症状が重くなるわけでもありません、。
負けてヤケになったり、落ち込んでいたらいけませんね。
力まず、しかも真摯な気持ちで精一杯、気功を練功するときに、最大の効果が発揮されます。(微笑)
淡々と、毎日毎日、産(う)まず弛(たゆ)まず継続することが、奇跡を起こすのです!(ニッコリ!)
今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!