5月10日から16日までの1週間は、日本の愛鳥週間とされています。
当初は春を迎える4月10日でしたが、この時期はまだ雪が残っている地域が少なくないということで、
1か月ずらして制定されました。
神奈川県では、横浜と川崎という二大港湾都市を抱えているだけあり、カモメが県鳥とされています。
このほかに、横浜市では港南区(シジュウカラ)と保土ヶ谷区(カルガモ)、そして瀬谷区(オナガ)が
独自に区の鳥を定めています。
瀬谷区の和泉川がきれいな東山ふれあいの樹林にオナガを探しに行きました。しかし声はすれど姿は見えず。
オナガは、その名の通り長くスラッとした尾羽が特徴で、瀬谷区なら和泉川や境川沿いの林などで
一年中見られます。
親しみの湧きやすい鳥ですが、なんとカラスの仲間なんですよ!
可愛らしいオナガ カラスの仲間とは思えませんね
Photo by houroumono Title : onaga May12,2012
黒いネクタイのような胸のラインが目印のシジュウカラは、日本人にとって最も身近な鳥の1つといえるでしょう。
港南区は横浜市でもとくにベッドタウン化が進んでいる地域ですが、「下永谷市民の森」には鳥探しにおあつらえ向きの里山の風景が残っていますよ。
港南区の「下永谷市民の森」にシジュウカラを探しに行って来ました。
ネクタイのようなラインが特徴のこちらがシジュウカラ
Photo by Charles Lam Title : Old Friend March 18,2008
<ひとくちMEMO>
お隣の東京都の鳥はユリカモメですが、カモメとユリカモメは別種です。
カモメの方が大きく、背中が黒っぽくてクチバシの先端が曲がっているのが特徴です。
今回、オナガとシジュウカラを探して歩き回りましたが、残念ながら会えませんでした。
素晴らしいプロの方の写真をご覧下さい。
こちらが横浜のカモメだよ