【一悟一笑】 No.48 「 体調と体力 」
「 体調と体力 」
先日、ある出張先のクラスで「今まで身体を鍛えて来ましたが、どうもそれだけでは健康とは言えないような気がしてきました」という年配の男性の方からのご質問がありました。
小生、すぐにホワイトボードに「体調と体力」という文字を書きました。
身体を鍛えることは「体力」は付きます。ですが、「体調」は万全か?と言えば、そうとは言い切れません!
中には、血行が良くなるのだから、「体調」も良くなっているはずだ!と反論される方も出てきます。
身体を鍛えることは、筋肉が鍛えられて、一見「健康」そうには見えます!
しかし、残念ながら「気の流れ」にはあまり貢献しているとは言えないのです!!
なぜならば、身体を鍛えると筋肉が硬くなってきます。
また、やり過ぎれば、身体を傷めることもあり、疲労素も溜まってきます。。
その結果、「血液」にもニゴリが生じるでしょう。。これでは、「体調」が思わしくない方向に向かってしまいます。
気功は、力まないのです。小さな子どものように!野生の生き物のように!だから、筋肉もしなやかなままです。深い呼吸をしながら行うので、骨や筋肉、内臓や手足の指先の末端まで、新鮮な「気」が行き届きます。
これが「体調」を良くする秘密なのです。(笑)
「力を抜いて、気を抜かない」 これが「気功」の法則です!(微笑)