【一悟一笑】 No.103 「 大成は欠けたるがごとき 」
「 大成は欠けたるがごとき 」
昨夜の「十五夜(中秋の名月)」に引き続き、今夜は「十六夜(いざよい)」で本当の満月です。、
こちら横浜では、現在(21時)は、雲に隠れて見ることが出来ませんが、19時頃は東の空にハッキリ・クッキリと拝見できました。
いつも、思うのですが満月を眺めていると、何か本当の「真ん丸」(真円)ではないように見えてしまうのですが。。(微笑)「それは、見る人のこころが正しくないのだ!」と言われてしまえばそれまでなのですが。。(苦笑)
老子「第45章」にこんな文章があります!(笑)
『大成(たいせい)は、欠けたるが若(ごと)き』。
これを訳すと「本当に完全なものは欠けているように見える」と。。どうですか?!
この後にはこんな文章が続きます。『大直は屈するが若く、大巧は拙なるが若く、大弁は訥なるが若し。』
翻訳致しましょう!「本当にまっすぐなものは、曲がって見える。本当に上手な人は、下手のように見える。本当に雄弁な人は、口下手のように見える。」
小生、実はこの章句がとても好きなのです。
この章を読んでいると、何かこころがとても軽くなってホッとするのを感じるからです!(笑)
だから、今日の「十六夜」は本当の満月なのです!!(微笑)
今21:30、また「満月」が雲間からご挨拶しています!「イヨッ!」
今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!