【一悟一笑】No.616 「 わたしたちの老子 」(50)
「 わたしたちの老子 」(50)
関東地方の梅雨が明けた7月18日、19:30より近くの小学校内の会議室で「夏祭り」の準備委員会の会合があり、出席してきました。
昔は、夏の夕方は夕立があって涼しくなり、夜も心地よく熟睡できたものですが、。
今は、夜でも熱気がこもってしまい、まるで熱帯地方にでもいるかのようですね、。
でも、小生は冷房が少し苦手なので、半そで姿に軽めのジャケットを手に持って行きました。(微笑)
案の定、会議開始から30分も経つと室内はどんどん冷えてきて、たまらずにジャケットを羽織ることになりました。
参加者は、40名ほどでしたがよく見ると、半そで姿で上着を持参されている方は一人もいらっしゃいませんでした、。小生が、ジャケットを着けたときに、連合の役員の方数名が、
「 冷房が効き過ぎていないか? 」
と、耳打ちされて、クーラーの調節をされていました。
「 強いものは、必ず衰える。この道理を知らず、強さに執着するのは、『 道 』にはずれた行為である。
『 道 』にはずれた行為は、長続きせぬものだ。」 『 老子 』第30章
もし、小生がジャケットを着けなかったら、たぶんしばらくの間は、かなり強力な冷えの中で、会議は続けられたことでしょう。しかも、皆さん、薄着のままで、。
『 老子 』が「 柔弱 」の教えを説く、意味が少し分かりました。(微笑)
なかなか、「 弱 」の良さを知る方が少ない中で、。(ニッコリ!)
今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!