【一悟一笑】No.651 「 か た 」最新版
「 か た 」
先日、わたしたちの武術「元気功」でのこと。
小生も以前は、きめ細かい指導が親切であると思い、結構口喧(やかま)しいくらいにお教えしていました。
それが、ここ10年くらいでしょうか、注意や指摘するのには、「 タイミング 」が大切であると悟りました。(微笑)
身体(空間)にツボがあるように、時間におけるツボがきっと「 タイミング 」なのでしょう。
最近、中堅クラスの方の肩で気になることがありました。
ここ数カ月くらいでしょうか、ある技を掛けるとき、肩が上がってしまっているのです。
もうこれ以上放っておくと、クセがついてしまうと思い、意を決して指摘しました。(微笑)
ベテランの方もそれには気付いていたらしく、頷いておられました。
これから、その中堅の会員さんの技は、どんどん良くなるでしょう!
もう一つ、うれしかったのは、そのベテランの会員さんも自分の肩の状態を気にするようになったことです。
ベテランの会員さんの技も洗練されて、「グレードアップ」すること請け合いです。(微笑)
今回の「 か た 」とは、その「 方(かた)」が「 肩(かた) 」を上げないことで、心身を「 硬(かた) 」くさせないようにすること。
それが、自分本来の「 型(かた) 」を創り出すことになるのですから。(ニッコリ!)
今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!