【一悟一笑】 No.201「 国 難 」
「 国 難 」
ついに、新型コロナウイルスの感染者が世界で200万人を超えてしまいました、、。日本でも今月に入ってから急増しています、。
多くの方々が外出を自粛されて、「3密」を防ごうと工夫されていると思います。(微笑)でも、「国難」とまでの意識、緊迫感がある方は少ないのではないでしょうか?
もちろん、異様な恐怖心から委縮するのも、また全然無防備でいるのも、どちらも正しくないように思います!
先日、ある用事で伺ったところの近くに神社がありましたので、お参りしました。今までも、何度かお参りしていますが、鳥居と拝殿の中間辺りの参道に「茅(ち)の輪」(茅を束にした直径2メートルくらいの輪)が設置されていたのです!
これには、驚きました!!
この「茅の輪」は普通、6月30日と12月30日の2回、半年間の罪穢れを祓うために神社が設置するものなのです、、。
6月は「夏越(なごし)」のために、12月は「年越」のためですが、、。
「茅の輪」の横には「疫病退散」の文字看板があり「新型コロナ」感染流行の鎮静を祈願するためであることが分かりました。そこには、くぐり方も記載されていました!(微笑)
1回目、その輪の前でお辞儀をして「祓(はら)え給(たま)い!」と唱えてくぐり、左回りしてまた正面に戻り、
2回目、その輪の前でお辞儀をして「清め給え!」と唱えてくぐり、今度は右回りして正面に戻り、
最後の3回目は、やはりお辞儀して「守り給え!」と唱えて左回りして、拝殿へと向かいます!(笑顔)
そうか!今回の「新型コロナ」の件でも、私たちが日常生活の空間の換気を良くして「祓え給い」を、外出したら手洗い・鼻うがいをよくして「清め給え」をしっかり行っていれば、あとはきっと神様がお守りして下さるのでしょう!(ニッコリ!)
ちなみに、6月「夏越の大祓い」と12月の「年越の大祓い」以外の設置は、なんと「コレラ」が流行した「明治時代以来の143年ぶり」ということを後で知って、あらためて今回の「新型コロナウイルス」は「国難」であると実感した次第です!!
今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!