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2017.10.23(月)

小ネタ情報部

10月24日は「トリコロール記念日」。トリコロールカラーの風車を見に行こう!  



10月24日、フランスではこの日を「トリコロール記念日」としています。

それは、1794年にフランス国民公会によって、青・白・赤の三色旗(トリコロール)国家の象徴
定められたことによります。

このフランス国旗のトリコロールは、フランス革命当時、国民衛兵の司令官であったラファイエット侯爵が、
パリ市の色である赤と青をあしらっていた市民軍の帽章に、市民と王家の協力をあらわすために王家の色で
ある白を加えたことが起源とされています。
1791年に王政は廃止されますが、その後もこの三色旗がフランス国民軍のシンボルとして使用されるように
なりました。



フランスの国旗は日本では誰もが知っていますよね


横浜にもフランスにゆかりのある場所があります。それが、港の見える丘公園にあるフランス山です。
このフランス山は江戸末期の1863年(文久3年)にフランス軍が駐屯地として使用し始めた場所で、
その後明治時代にはフランス領事館が建てられました。

現在は、木々に囲まれた中に、フランス領事館の階段や壁の跡やレンガ造りの井戸が静かにたたずむ
閑静な場所になっています。

その中でひときわ目立つのがトリコロールカラーの風車
この風車は、フランス山再整備の際に井戸の水くみ用に使用されていた風車を再現したものです。



風車とフランス領事館の遺構です 明治29年に建てられたそうです


フランス山の風車の説明パネル。


フランス領事館の遺構の中。意外にタイル貼りが明るくきれいでした。他に階段の一部なども残っています



「トリコロール記念日」に、港の風を受けて穏やかに回る風車を眺めながら、開港当時の横浜を思い描いて
みてはいかがでしょうか?


<ひとくちMEMO>
フランス山には、当時の様子を伝える説明パネルが随所に設置されています。
山下公園方面から行くと、長い階段があって少し大変ですが、興味のある方はぜひ足を運んでみてください。



当時の領事館の写真入り解説パネルでお勉強


トリコロールの本家はフランスですが、横浜のトリコロールと言えば、間違いなく「横浜F・マリノス」。
公式チアリーダーの名称は「トリコロールマーメイズ」。公式ファンクラブの名称も「トリコロールメンバーズ」です


日産スタジアムの花壇の花まで?! トリコロールです (5月撮影)
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