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2017.08.14(月)

小ネタ情報部

8月19日は俳句の日。松尾芭蕉が立ち寄った川崎宿の歴史と文化を伝える、東海道かわさき宿交流館。  




8月19日は、「8=は、1=い、9=く」の語呂合わせで「俳句の日」とされています。

正岡子規の研究を専門とする京都教育大学教授の坪内稔典氏によって、1991年に制定されました。

俳句界に名を残す偉人のひとりとして「松尾芭蕉」が挙げられます。
「五月雨を集めて早し最上川」など、誰もが一度は耳にしたことがある名句が数多く残されています。

松尾芭蕉が日本全国を旅しながら立ち寄った場所のひとつに「川崎宿」があります。
江戸を旅立つことになった松尾芭蕉は、川崎宿の八丁畷にあるだんご屋で、見送りに来た弟子たちとの別れを
惜しみました。
そこで詠んだ俳句が刻まれた句碑が、八丁畷駅のすぐ近くに建てられています。



川崎宿のだんご屋で芭蕉が詠んだ俳句の句碑です。「麦の穂を たよりにつかむ 別れかな」と書かれています


線路沿いにあるので京浜急行の電車が句碑の後ろを走っております


松尾芭蕉も立ち寄った川崎宿を後世に伝えようと、2013年川崎市に「東海道かわさき宿交流館」が設立されました。
この施設では、東海道五十三次のひとつとして栄えた川崎宿の歴史や文化を、手法を凝らしながら伝えています。



こちらが、松尾芭蕉のことはもちろん、他にも興味深い「東海道五十三次の宿場町のひとつ「川崎宿」のことが
色々学べる「東海道かわさき宿交流館」(無料です)



例えば、タッチパネルで川崎宿に残る逸話を紹介するなど、江戸時代にタイムスリップしたかのような感覚で
当時の様子を知ることができます。



これは「川崎宿ものがたりBOX」という機械で「芭蕉と弟子との別れ」の様子が映像と音声で見ることができます。
画像は別れるシーン



取材時は他にも別のBOXで坂本龍馬、江戸時代に象を輸入、輸送したという知らない話がとても面白かったです。
後ろの方にちょんまげの男性が?


ちょんまげの理由はこちらで、当時の人の旅姿の衣装が置いてあり、コスプレして記念撮影をすることができますよ



また、企画展では9月18日まで「美人東海道」が開催されており、宿場を背景に美人を描いた歌川国貞の
作品が展示されていますよ。

東海道かわさき宿交流館で江戸時代の川崎の街並みを知り、いつもとは違う視点で川崎の街を歩いてみて
くださいね。



美人東海道のチラシ。色々な企画展が随時開催されます


<ひとくちMEMO>
東海道かわさき宿交流館には、川崎の街の変遷がわかる80インチ大型ディスプレイがあります。
明治時代から現代までの川崎市全域の航空写真と地図を5層に重ねて映し出します。
大画面を通して、地形から川崎の街の歴史を読み解くことができますよ。



先ほど紹介した旅姿のコスプレはこちらの浮世絵をバックに写真を撮れます。
川崎駅周辺に用事のある方は、ついでに是非立ち寄ってみて下さい
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