【一悟一笑】 No.406「 わたしたちの老子 」⑤
「 わたしたちの老子 」⑤
『 道は一を生じ
一は二を生じ
二は三を生じ、
三は万物を生ず。 』 老子 第42章
【 訳 】道というものは、宇宙にあまねく行き渡っている存在なので、大きすぎて「一」としか言いようがありません。
その「一」は、陰・陽に分かれて「二」が生まれます。
そして、「二」の更なる陰陽作用から、「三」の新しい存在が誕生して、そこから、すべてが生み出されます。
最近、熱心に個人レッスンに通われている座間市のYさん。
熱心すぎてしばらくの間は、力が入りすぎたり、呼吸も荒くなったり、回数も無理をされていました。(微笑)
先日お越しになられたとき、ハッとさせられたのが、Yさんの「気功」がまるで別人のように良くなっていたことです。
たぶん、気功のコツのようなものをつかまれたのでしょう!(微笑)
呼吸は静かでしかも深く、身体の動作はしなやかでしかも決まってきていて、笑顔も自然に近い表情となっていました。
「調息」「調身」「調心」の「三」つが、かみ合ってきたのですね!(微笑)
これからの変化が楽しみです!!(笑)
スポーツの世界でも、野球なら「走・攻・守」、相撲なら「心・技・体」の「三拍子が揃う」っていいますものね。(微笑)
なるほど、「 三は万物を生ず 」は、本当でありました!(ニッコリ!)
今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!