【一悟一笑】 No.417 「 喜びと微笑み 」
「 喜びと微笑み 」
しばらくのご無沙汰でした。
ちょうどこの一週間、なにかと用事があったり、また会員さん向けの「会報」の制作があったりで、多忙を極めておりました、。
さて、今年のいずみ健美倶楽部の年間テーマが「養生」ということで、テキストに貝原益軒氏の「養生訓」を皆様と学んでいましたら、こんな一文に出会いました。
『 「喜び」の感情をあらわにすると、体内の元気が減って消耗する。 』
とあったのには、多くの会員さんやメンバーの方々が驚かれていました。(微笑)
「喜び」はプラス思考で良いものである、と信じて疑わない方が多いことでしょう。
気功でも「微笑みなさい!」といいますしね、。
でも、「喜び」と「微笑み」は微妙ですが、少し違うのです!
「微笑み」は長く続けていても疲れませんが、「喜び」は出し過ぎたり長くなると疲れます。
「喜び」続けると疲れることは、多くの方が経験されているはずです。(微笑)
「喜び」は、「怒り」「悲しみ」「恐れ」などの感情の一つです。
でも、「微笑み」はこれらの感情とは別次元で、感情を超越しているのです。
「喜び」は過ぎると「気」が上気してしまい、「頭寒足熱」「上虚下実」(健康ならば、足腰が温かく安定していること)の健康法則から外れてしまいます。
つまり、「微笑み」は自然で、「喜び」は半自然なのです。
半自然なことは「過ぎたるは、及ばざるが如し」なのです!(ニッコリ!)
今日はここまで。
それでは、また。ごきげんよう!