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「 わたしたちの老子 」（40）

　ここ数日のカルチャークラスや、出張先の気功クラスで、表情のすぐれない方が多く見受けられました、。

　それもそのはずで、よくよくお訊きしますと、歳初めの元旦・二日が、自然災害・航空機事故と続いたので、今年は大丈夫かな～？という一抹の不安や、被災者や関係当事者のことを考えると、こころが痛むらしく、それもむべなるかな、とも思います。

　「 自身を大切にすることこそが、本筋である。 」　『 老子 』　第13章

　天地自然・ご先祖さまからいただいたこの命、この身体を大切にすることが重要、と老子は、諭されています。（微笑）

　孔子様も
「 身体髪膚（はっぷ）、これを父母に受く。 」
と仰っていて、「 自分自身の身体は、すべて父母からいただいたものである。だから、大切にしなければいけない。 」
と、やはり同様なことを説いています。

　不安や心配は、ある程度はしょうがないにしても、それが過ぎて自分の「こころ」を曇らせたり、「からだ」を傷めるようなことは、親不孝の始まりである、と警鐘を鳴らされているのです。

　その不安や心配を、具体的な行動に移されたらよいのでは、と小生は思います。
前々回の小欄の「Yoshikiさんの寄付」しかり、ボランティア活動しかり、少し落ち着いたら観光に行くことしかり、で何らかの形で応援したいものです。
　現地に知り合いの方がいらしたら、お手紙や電話で気持ちを伝えたりして、ご縁のある被災された地域の方々に、無理なく自然な形で（お話しをお聞きするだけでも）、寄り添うことが大切なのでしょうね！（微笑）

　かえって、自分の方が癒されたり、勇気付けられたりしたりして、。（ニッコリ！）

　今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう！