【一悟一笑】No.610 「 気と対人関係 」
「 気と対人関係 」
前回の「 気と芸術 」を打ち終えてから、しばらくの間、気になっていたことがあります。
それは、「 芸術 」の代わりに「 人間 」だったらどうか?、ということです。
実は、前回の向き合う対象が「 人間 」になっても、同じではないのかな~?、という想いが浮かんできたのです。
一般的に、相手への思い込みがあったり、今までの経験や情報に影響されていたり、見た目で判断していたり、ということはよくあることです。
前回の解答?よろしく、これまた「 知識や思い込みでなく、ただ向き合う 」が、どうやら正解のようですね(微笑)
別のことばに言い換えると、
「 色メガネをはずして、相手に接する 」ということでしょうか?!
幕末の偉人、勝海舟は大事な会談で、重要人物と向き合うときは、今までの相手の情報をまっさらにして、その対談に臨んだ、といいます。(微笑)
情報は、もちろん役立つときも大いにあります。しかし、それが「 思い込み 」に固まってしまうことを、昔の賢人たちは怖れていたのでしょう。(微笑)
それにしても、今回もまた『 老子 』の説く「 赤子のようになりなさい!」が、通用しますね!(ニッコリ!)
今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!