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自然を満喫しよう！東高根森林公園の紹介   川崎市の宮前区にある東高根森林公園は、昔ながらの多摩丘陵の豊かな自然を肌で感じることが できる、オアシスのような空間です。 東高根森林公園には悠久の歴史を感じさせる遺跡があります。 これは、弥生時代から古墳時代にかけて太古の人々が生活を営んだ竪穴住居跡で、貴重な文化財として 県の指定史跡にもなっています。 また、この遺跡を抱くように広がる推定樹齢150～200年のシラカシ林は、学術的に非常に価値が高く、 県指定天然記念物として保護されています。  見た目は緑地ですが、地面の下から1969年と70年の調査で弥生時代の竪穴住居跡が62軒見つかり今もそのまま 保存されているのです。後ろにある木々(シラカシ林)も実は弥生時代の森がそのまま残っている様ですよ。 遺跡の説明の看板。こんな住居があったみたいです。 園内にはその他にも、さまざまな樹木や草花があり、四季折々の豊かな自然を感じることができます。 定期的に開催されている、東高根森林公園フォーラムの方々による自然観察会では、 毎回テーマを設けて園内を散策しながらさまざまな動植物を紹介してくれますよ。 こちらは古代植物園。縄文から平安時代までにまつわる植物がたくさんありました 万葉集に出てくる花を歌と一緒に紹介していてオシャレです。これはスミレです。他にも色々な歌と植物が見られます パークセンターでは東高根遺跡から出土した土器の一部などを展示 週末には多くの人々が訪れる東高根森林公園ですが、美しく整備された園内はとても広いので、 ゆったりと楽しむことができます。 街の喧騒をはなれ、くつろぎのひと時を過ごしに訪れてみてはいかがでしょうか？ ＜ひとくちMEMO＞ 公園の入り口にあるパークセンターでは、毎月コンサートや東高根森林塾、折り紙教室やワンワンスクールなどの 各種イベントも開催されています。 子どもたちが楽しめるイベントも盛りだくさんなので、ぜひチェックしてみてください。 子供から大人まで楽しめる色々な教室がありますね アメリカザリガニのポスト！生態系に関わることなどで川などに逃がしてはダメだそうです。納得です