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2017.07.24(月)

小ネタ情報部

伝説のサーキット「多摩川スピードウェイ」の跡地を訪れてみよう!  




日本初の本格的なサーキットが多摩川にあったことをご存じでしょうか?

「多摩川スピードウェイ」を呼ばれたこのサーキットは、現在の川崎市中原区の多摩川河川敷、
東急東横線が川崎側から多摩川を渡るときに左手に見える広い敷地にありました。


写真奥が東京方面で野球場、芝生全体がサーキットだった様です。
手前の階段に見えるコンクリート部分がスタンド、観客席です



「多摩川スピードウェイ」は1936年に作られた日本で初めての常設サーキット

一周1.2kmのオーバルダートトラックで、メインスタンドの収容人数は数千人規模、
全体で約30,000人もの観客を収容できたといわれています。



スタンドのアップ、穴は観客席の椅子を固定するためのもの


このサーキットは日本初の本格的な自動車レース「第1回全国自動車競走大会」をはじめ、日本の自動車産業の
発展とともに、数々の歴史を刻んできました。
ホンダの創始者、本田宗一郎氏も自ら作った「浜松号」を駆ってこのサーキットを走ったそうです。

今でも、土手を利用して作られたメインスタンドの一部が残されており、当時の面影をしのぶことができます。

2016年には開設80周年を記念してスタンド跡地に記念プレートが設置されたので、日本のモータースポーツの
聖地を見に、是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。



メインスタンド跡の下の方に何か白いものが


記念プレートがありましたよ。本当にあったんだと実感です



<ひとくちMEMO>
サーキットとしての役目を終えた多摩川スピードウェイの跡地は、その後、日本ハムの多摩川グランドとして
造成され、今では草野球を楽しむ人たちでにぎわっています。



中学生たちでしょうか、ちょうどそのグランドで野球の試合中でした


橋を渡って東京側へ。古そうな多摩川の案内看板には、なんと今はなき日本ハムファイターズのグランドが…。
(東京側にも巨人軍のが) それもオレンジ色の懐かしいユニフォームのイラストです。


ついでに東京側から見た武蔵小杉の街並み、この場所は映画「シンゴジラ」でロケ地に使われた場所の様です。
観た人はわかりますかね。
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