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2017.12.25(月)

小ネタ情報部

猫が踊るという伝説のある横浜市営地下鉄「踊場」駅を知っていますか?  



横浜市営地下鉄ブルーラインの駅「踊場」という駅があります。
1999年に開業された比較的最近の駅です。

横浜市の泉区にある駅とされていますが、実は出入口によっては戸塚区に位置しているところもあり
駅構内に区境があるという珍しさもあります。



踊場駅に到着です


駅名にもなったこの「踊場」という地名についての面白い伝説があります。

その昔、戸塚に醤油を作るお店があり、仕事柄手が汚れるため、たくさんの手ぬぐいを毎日干していました。
ところが毎晩、一本ずつ無くなることが続き、不思議に思った店の主人が手ぬぐいに紐をつけて寝ました。

ある夜、紐が引っ張られ、誰かが手ぬぐいを持っていこうとしました。
主人がその犯人の正体を見ると、何と飼いメス猫のトラでした。
「トラのいたずらか」で納得した主人でしたが、ある月夜の晩に村のはずれを通ると丘から賑やかな歌が
聞こえ、そっと覗くと猫たちが手ぬぐいをかぶって踊っていました。
その中にはもちろんトラもいました。

主人は猫の踊りの事をおかみさんに話し、それからおかみさんは毎晩トラたちのために新しい手ぬぐいを
置いてやり、汚れると洗ってあげたそうです。

村人たちはその話を聞いて、その丘を「踊場」と呼ぶようになったそうです。

その伝説の証拠は実は「踊場」駅で降りると見つかりますので是非、立ち寄ってみて下さい。



電車を降りると早速ありました。踊場の猫の昔話が紹介されています。手ぬぐいをかぶった猫のイラストが可愛いです


今度は改札を出ると、おやっ? 足跡が!


壁もよく見ると「キャッツアイ」ですね


出口4に向かう階段の上を見上げると、照明に踊る猫ちゃんたち


出口4でも踊っていましたよ


出口1の建物をよく見ると屋根の上の窓が猫耳の様に見えます



<ひとくちMEMO>
踊場から同じ横浜市営地下鉄の横浜方面、2駅目に「舞岡」駅があります。
「踊る、舞う」で共通点があるなぁと思い由来を調べてみたところ、1302年(今から700年以上も前)に
白い旗が突然、空に舞い、とても縁起が良い兆しだとされました。
その時、村の名前が前岡(または越村ともいう)から「舞岡」に改められたという言い伝えがあります。



舞岡駅も今度、下車してみたいと思いました
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