【一悟一笑】 No.294 「 正 【 一に止(とど)まる 】 」
「 正【 一に止(とど)まる 】 」
あるグループで、こんな質問を受けました。
「先生は、40年以上「気功」を続けられているそうですが、長く続いている理由を教えて下さい?」
う~ん、47年前のことですからね、、。(微笑)
今思い出しても、本当に様々な健康法や修行法を行ってきました。
ただ最後まで残ったのは「ヨガ」と「気功」で、45年前にどちらか一つにしようと決心しました!
なぜなら、「一」に「止」【 一に止(とど)まる 】と書いて、「正」となるからです。(笑)
そして、気功に決めた理由はその「考え方」でした、。
小生の印象では、「ヨガ」では「苦」に重点が置かれていて、
「気功」の方は、「楽」に焦点が絞られている感じがしたからです、。
これはたぶん、インドでは「カースト制度(ヒンズー教の身分制度)」があったため、「今生(こんじょう)で苦しんだ分だけ、来世で一つランクが上がる」という考え方が主流だったからだと思います、。
一方、小生とご縁のあった気功は「老子の気功」でした。
「老子」の教えの基本は「赤子のように、幼子のように」ですから、「無邪気」「シンプル」「素直」「自然」「楽しさ」という方向性になりますね。
でも、この「楽」は、決して「楽してなまける」では、ありません!(笑)幼子は、遊びも真剣で一所懸命です。その方が、楽しいし面白いですよね!
気功入門以来、47年が経っていますが、未だに新しい発見があるのはうれしいものです。
まだこれからも小生の「気」への理解度は、深まっていきそうです!(笑顔)
「 一に止まる 」ことが「 正 」なのです!(ニッコリ!)
今日は、ここまで。
それでは、また。ごきげんよう!